2022年04月17日(日) フリーウォーキングにて、小雨降る斎宮のぶらり (車、徒歩)
三重県サービスセンター共同事業として昨日との2日間、〜王朝ロマンあふれる斎王の都〜 史跡を巡る斎宮フリーウォーキングが開催された。私も入会しているので【キタヰの妻】と2人で参加した。
朝から雨が降っていたが、途中で小雨となりお弁当を受け取った時には止んでいた。
斎宮には何度が足を運んでいるが、神宮橋(じぐと読むことは知らなかった)や竹神社旧跡などいままで訪れたことがなかった場所にも立ち寄れるいい機会となった。お茶もお弁当もお土産もあり、天候には恵まれなかったが十分に満足できるイベントだった。
予定の受付開始時刻よりも30分ほど早く到着したが、受付はすでに開始されていて
お茶やお土産、弁当の引換券と次のマップが手渡された。
明和町の観光協会が実施しているスタンプラリーにも参加できるとのことで、スタンプを押しながら、おすすめのロングコース(約6km)を歩いた。
まずは、いつきのみや地域交流センターでスタンプを押すとマップの矢印に沿ってのスタート。
歩き始めてすぐに、こんな注意を見かけてしまったので驚いたが、できるだけ舗装された場所を・・・
復元建物を訪れると
こちらの西脇殿にて2つ目のスタンプを押した。
西脇殿の建築中に檜皮を葺く作業を見学したことがあったから、懐かしさを感じた。
【参考】
- 第5回斎宮跡復元建物工事見学会、檜皮葺き作業の実演(明和町斎宮) 2014年12月20日
- 第6回斎宮跡復元建物工事見学会、檜皮葺き作業の実演(明和町斎宮) 2015年01月24日
- 第11回斎宮復元建物工事見学会(最終回)(明和町斎宮) 2015年06月20日
- 完成した斎宮跡復元建物(明和町斎宮) 2015年10月10日
復元道路へ戻り突き当たると、続いてはいつきのみや歴史体験館にて3つ目のスタンプを押した。
体験館前の道を線路とは逆方向へ進むと
斎王の森へ
ここには、こんな案内板がある。
斎王の森を後にすると
歴史の道をたどって斎宮歴史博物館へ向かった。
塚山古墳群を過ぎ、信号を渡ると
斎宮歴史博物館。常設展示だけだったので観覧せずに、こちらで4つ目のスタンプを押した。
復元された奈良時代の経路を進むと
その先で、こちらへ。
この道は、祓所跡を過ぎると祓川にかかる神宮橋へと通じている。
麦畑の間を進むと
こんな光景にも出会えた。麦の穂が花を咲かせている。
道なりに進むと右手に新しい橋が架かっている。
橋を渡ると振り返ってのパチリ。
欄干には[じぐばし]と記されている。神宮を じぐ と読むことを初めて知った。
ルートは来た道を戻らず先へ進んだ。ここで近鉄のアンダーパスを進むのだが、水路から水が溢れ
こんな感じとなっていた。
その先で伊勢街道へ合流すると
何度か目にした道標が迎えてくれた。「従是外宮三里」とあり、伊勢街道を歩く旅人には気になる道標だ
【参考】
- 伊勢街道 松阪商人の町を経て国史跡斎宮跡コース 2014年12月27日
しばらく伊勢街道を進むと
こちらで左へ折れた。
踏切道漕代第三号を渡り、道なりに進むと
こちらへ折れた。その先には
竹神社の旧跡がある。
こちらには初めての訪問だった。
また、隣の小径の先には小倉神社跡がある。
もとの道へ戻ると弁当を受け取れる東屋を遠望できた。
お弁当を受け取る頃にはすっかり雨が上がり、近くのベンチ(なぜか座面は濡れていなかった)にてしばしの休憩と昼食となった。
昼食を終えると古代伊勢道をたどっていつきのみや歴史体験館付近へ戻ると
踏切道斎宮第一号でまたまた近鉄の線路を越えると
こちらに立ち寄ってから
再び、伊勢街道へ出た。その先で竹神社へ。
竹神社では有名は花手水にてのお清め。
竹神社にてお参りを終えると本殿の檜皮葺を確認した。
こちらの屋根葺工事は、斎宮跡の復元建物(正殿等)で檜皮葺き作業を担当した田中社寺株式会社によるものだ。また、田中社寺は丹生神社の拝殿の屋根も施工している。
【参考】
- 本殿が檜皮葺の竹神社参拝と周辺散策 2015年01月24日
- 丹生神社では拝殿の屋根修理中?(多気郡多気町丹生) 2017年04月30日
拝殿の前にある石の蕃塀を眺めてから近鉄の線路を越えると
お花畑越しに竹神社を遠望した。
この後はスタート地点まで戻るのみ。ルートから少し離れるとこんな説明板を
多数、見かける。やはり斎宮は歴史の町だ。
最後に、酒まんじゅうをお土産に求めると
こちらを経由して
スタート地点へ戻った。
流れ解散だったので、観光協会でスタンプラリーの景品を受け取ると斎宮を後にした。