2024年02月17日(土) 祈年祭 奉幣の儀(外宮)2024 (車、徒歩)
午前7時より斎行される祈年祭 奉幣の儀を拝観するため、外宮を訪れた。
祭典看板を確認してから火除橋を渡り
手水を終えると第一鳥居をくぐった。予定時刻の30分以上前だったが、斎館前で規制が入った。ほどなく二名の神職が斎館を出るとその向か側へ・・・
八度拝を終えると
幣帛と勅使らの修祓のためだろう、大麻と(おそらく)御塩を携えて第二鳥居へ向かった。
参道での規制が解除されたので、先へ進むと参道に大御饌の儀の名残を見かけた。
朝4時、暗い時間帯での祭典であるため、照明として松明(神宮では「しょうみょう」と呼ばれる)が焚かれる。
参拝停止時間帯に斎行される祭典では、松明が焚かれる様子を目にすることはできないが、外宮での歳旦祭や元始祭ではその様子を見ることができる。年始の祭典は、一般人が夜間の祭典を拝観できる貴重な機会である。
【参考】
- 元始祭(外宮) 2013 2013年01月03日
そんなことを考えながら、正宮にてお参りを終えると
古殿地の前で待機した。
しばらくすると報鼓が打たれ、参進が開始された。
参進の列は第二鳥居前で停止すると、こちらでは辛櫃に納められた幣帛と
勅使らが、先ほど見かけた大麻と御塩にて祓い清められた。
修祓を終えると参進が再開される。
本日は緩やかな足取りで・・・
本日の主役である幣帛(天皇陛下からの神々への捧げもの)を先頭に、幣帛を奉納するため天皇陛下より差遣された勅使、さらには神宮の祭主、大宮司、少宮司、多数の神職が続く。
正宮での祭典は1時間ほど続くため、私は山末神社まで往復した。
30分ほどで山末神社から戻ってきたので、こちらで待機。
外玉垣南御門の萱葺き屋根を気にしながら待っていると
正宮での奉幣が終了した。
こちらは神宮のスリートップ、祭主に続き、大宮司、少宮司。
【参考】
- 神宮祭主:黒田清子さんの就任、池田厚子さんの退任(2017年06月19日付)
- 久邇大宮司に注目した8月の風日祈祭(外宮)2022 2022年08月04日
- 齋藤少宮司に注目した5月の風日祈祭(外宮)2023 2023年05月14日
祭主の列は斎館へ戻るが、その他は第一別宮である多賀宮へ歩を進めた。
私は祭主のお姿を見送ってから退下。