2023年09月03日(日) 大楠・阿弥陀寺・道標を求めてのぶらり(多気町仁田・平谷・前村) (車、徒歩)
先週、天啓公園から長谷の車田まで歩いた際、金剛座寺を過ぎた辺りで阿弥陀寺を遠望できた。
【参考】
- 天啓公園から長谷の車田までのぶらり(多気町) 2023年08月26日
訪れたいと思ったので、本日にその計画を実行した。
ただ、阿弥陀寺を訪れただけでは面白くない。
以前から訪れたいと思っていた前村の大楠、さらには国道42号沿いの道標を確認するために次のルートを設定した。
佐那神社(多気町仁田) ->(和歌山別街道) -> 前村の大楠 -> 阿弥陀寺(多気町前村) -> 道標(多気町平谷)-> 佐那神社
佐奈神社にてお参りを終えるとこちらから和歌山別街道を歩き始めた。
和歌山別街道は以前に歩いたので、しばらくは逆方向へ・・・
【参考】
- 街道歩き、和歌山別街道(多気郡多気町丹生〜同 野中)ほか 2019年10月20日
見たことのある地名板が・・・
しばらくすると右手の高台に須麻留売神社旧地があり小祠がまつられているようだが、この先は私有地のようなので、こちらからその方向を遠望、遙拝。
こちらで右方向を眺めると
立派な石垣や土蔵。その姿に惹かれて、この先へ寄り道に。
その先は山道へと続いていた。今日はこの先へは行けないので、いつか(?)
和歌山別街道へ戻ると先へ進んだ。
歴史的な建造物や
以前も見かけた造形物を眺めながら
街道を進む。
左手に佐奈駅を過ごした。
崩れかけた土蔵。
木製の看板。これはホーローよりも前のものだろう。
左手に国道42号を遠望しつつ
さらに街道を進む。
ここも平谷。
佐奈川はかなり蛇行しているようだ。
平谷から前村へ入ると右手には馬頭観音がまつられている。
踏切の警報音が鳴り始めたので、待機していたが期待した特急「南紀」の新型車両ではなかった。(鉄ちゃんではないが、期待してしまう。)
先へ進むと〒ポスト。連絡先は大台郵便局だ。
前村の地名板には、[→長谷][→神坂]とある。
右へ進めば、神坂だ。
少しだけ歩くと金剛座寺への道標がある。(以前にも訪れた。)
ぷち寄り道を終えて街道へ戻ると左方向には、目的地のひとつである阿弥陀寺を遠望できる。
街道に沿って流れている佐奈川が
離れた先の対岸に小祠がまつられている。前回の街道歩きでは訪れられなかったので、こちらの経路(橋で対岸へ渡り、護岸ブロックの天端を・・・)を見つけて
お参り。社号名は不明だ。鳥居の先には一石五輪塔のようなものが2基。
佐奈川を上流方向へ進むと
前方の和歌山街道へ右へ折れる交差点にたどり着く。ここを直進したが、結局はこの橋まで戻った。
以前にも見かけたこちらの道標まで歩を進めたが、「左 くまの道」方向では前村の大楠には至らないようだったので、
さきほどの橋まで戻り、佐奈川を渡ると大楠方向へ進んだ。途中で、振り返ってのパチリ。
ついに、ひとつ目の目的地である前村の大楠に到着した。
JR参宮線の踏切にも「大楠」の名が付けられている。
こちらからも
こちらからも遠望。(国道42号を車で走っていると、なかなか止まれないのでやっと訪れることができた。)
歩道がある反対側の渡ると、近くに井戸谷バス停があった。
ここからはしばらく国道42号を進んだ。
こちらまで来ると、右手には阿弥陀寺。
ついに阿弥陀寺の入口へたどり着いた。二番目の目的地だ。
こちらから坂道を進むと
石段の上には
待望の阿弥陀寺。
阿弥陀寺を後にすると、来た道を遠望してからこの道を戻った。
その先には、先週に阿弥陀寺を遠望した場所が望めた。
国道42号まで戻ると佐那神社方向へてくてく。
右側前方、高台に常夜灯を発見した。これは行かねば。
国道から続く脇道(坂道)をことごとく登ったが常夜灯へはたどり着けない。
ついに、こちらを背にして坂道を進むと
待望の常夜灯を目にできた。山神のための常夜灯だろうか?
近くにはNTT番号板[前村幹40 左3右2]。
国道まで戻り
気になる建物が視界に入ったので、何度目からの寄り道。
国道へ戻ると佐奈駅を遠望、行きとは逆の向きから。
そして、3つ目の目的地。
国道42号を車で走っているといつも目にする道標。ついに近くで目にできた。
宝篋山は不明だったが、近くにお寺があったので訪れた。
NTT番号板[向平谷支2]の先へ進むと
こちらは圓光院。
本日の目的地をすべてクリアしたので、平谷交差点で国道42号を横断すると
JR紀勢本線 平谷踏切の手前で
こちらへ・・・
すべての物に名がある。この橋は「辻川橋りょう」、橋の名前から川の名もわかる。
そろそろ、本日のゴール。踏切の警報音が鳴り始めた。
なんとなんと、特急「南紀」の新型車両がやって来た。
本日のご褒美だと思い、小さくなって消えるまで見送ってしまった。
わざわざ、仁田踏切を渡ると次の佐奈第五踏切へ。
こちらは警報機も遮断器もない踏切だ。
佐那神社まで戻ると本日のぶらりが終了となった。