2022年05月07日(土) 神田御田植初(神宮神田、大土御祖神社[皇大神宮 摂社])2022 (車、徒歩)
本日、朝9時より神宮神田および大土御祖神社にて、神田御田植初が斎行された。
早朝は曇りがちの空だったが、御田植が始まると熱いほどの日差しとなった。
拝観者は予想よりも少なかったが、自主的にソーシャルディスタンスを確保したことと、不覚にも空の交換用バッテリーを持参してしまったので、後半はほとんど写真を撮れなかった。
詳細については、過去の記録に譲るとして、ここでは今年の記録を残そう。
【参考】 神田御田植初(神宮神田)について
- 神田御田植初 御田植式、団扇合わせ(神宮神田) 2015年05月09日
イオン伊勢店から田んぼ道を歩いて五十鈴川の左岸へ出た。
ここからは微かに神宮神田を遠望できる。
五十鈴橋方向へ進むと対岸には大土御祖神社の社叢が近づいてくる。
橋を渡ると、まずは大土御祖神社にお参り。こちらに椅子などが準備されていなかったので、「今年はおどりこみや大団扇破りは行われないのか?」と思ってしまったが、この後で準備されたようだ。
大土御祖神社を後にすると神宮神田へ。
【神宮神田】
黒木鳥居をくぐると
その先には、小石で形作られた円を見つけた。
これは、ウズラのたまご。衛士さんが囲ってあげたのだろうか?(そのおかげもあり、神田御田植初を終わっても、この状態が保たれていた。)
しばらくすると神田御田植初を案内する花火が何発も打ち上げられた。
太陽は時々雲に隠れることもあったが、熱い日差しが続いた。本当に暑かった。
定刻となると参進が開始された。
献饌の後、作長が神職から三束苗を受け取ると
ひと束ずつを中央と西側、東側の三ヶ所へ落とす。
まずは、2名の作丁が田植えを始める。
作丁が中央へ戻ると、神宮神田御田植祭保存会による田植え、団扇合わせへと続く。
田植えが終わると、東西から大団扇が田んぼの中央へ進み、団扇合わせとなる。(どちらが勝ったのか?)
【神宮神田から大土御祖神社へ】
神宮神田での御田植と団扇合わせを終えると、祭場は大土御祖神社へ移される。
神宮神田は「そして、誰もいなくなった」状態となる。
【大土御祖神社】
大土御祖神社では、関係者以外立ち入りできない状態がしばらく続いた。
立ち入りできるようになっても、私は自主的にここでソーシャルディスタンスを確保。
【参考】 神田御田植初(大土御祖神社)について
- 神田御田植初 おどりこみ、大団扇破り(大土御祖神社) 2015年05月09日
大団扇破りが終わり、奉仕者や拝観者が姿を消してから
大土御祖神社ほかにお参り。
記念にいただいた(小)団扇を手にしながら帰途に着くと
楠部町公民館前に役目を終えた大団扇を見かけた。