古文書の会(2024.06.08)@河邊七種神社社務所

2024年06月08日(土) 古文書の会(2024.06.08)@河邊七種神社社務所 (徒歩)

5月の定例会は休会となったため、2ヶ月ぶりに開催された「古文書の会」。

河邊七種神社を訪れると、境内社であるお稲荷さん「吉家稲荷神社」にお参りしてから、河邊七種神社にお参りする。

河邊七種神社(伊勢市河崎)

河邊七種神社(伊勢市河崎)

 

さらにはこちらに楠にも。その根元には<夜あ可し楠」と刻まれた石標がある。

<夜あ可し楠」と刻まれた石標(河邊七種神社の境内にて)

<夜あ可し楠」と刻まれた石標(河邊七種神社の境内にて)

 

私が古文書に興味を持ち、本会の講師である千枝さんと出会う契機を与えてくださったのは、河崎にある古本屋ぽらんの奥村薫さんだった。

【参考】

 

そして、その当時、千枝さんが講師を務めていた伊勢河崎商人館の古文書勉強会への参加を後押ししてくれたのが、この石標だ。

【参考】

 

初心と皆さんへの感謝を忘れないよう、いつもこのルーティンを済ませてから社務所へ入る。

河邊七種神社の社務所(伊勢市河崎)

河邊七種神社の社務所(伊勢市河崎)

 

今回の参加者は、講師の千枝大志さんと来客を含め、最終的には9人だった。

古文書の会(2024.06.08)@河邊七種神社社務所

古文書の会(2024.06.08)@河邊七種神社社務所

 

今回も4月に続き、河崎 和具屋に残されている天保十四年のお悔やみ帳を読み進めた。

(上の写真、テキストである帳面のコピーの上には、世話役の松本さんがまとめてくださった前回のまとめ、文書のコピーとその下には翻刻文、さらには気になる用語の解説も添えられる。いつも頭が下がる。)

 

本日読んだ部分には、位牌に彫った文字数(37字)と内容に彫賃などなど、あらゆる記述が細部に渡って記録されている。

まだまだ続く貴重な史料だ。

 

そして、勉強会を終えた雑談の場へ、当会に参加している和具屋の大西さんが来客を招き入れた。それは、山田傘を研究している鈴木俊宏さん。先日、鳥羽の大庄屋かどやで「作品展」を開催していたご本人だった。最近、東海民俗研究発表大会で研究発表されたとのこと。

【参考】

 

雑談では、伝えられる起源の怪しさについてさまざまな実例をあげて語られた千枝さんのウンチクは興味深かったが、またたく間に閉会の午後4時となった。

7月は天王祭のため休会となり、次回は8月の開催予定である。

 

 

【参考】 私が古文書の会に参加した記録

 

さらに、過去の記録は 

 

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