2022年11月19日(土) 2022年写真好学研究所公開講座「荻野良樹さんに 1_WALLに参加したことについて話を聞いてみる」@gallery0369 (車、徒歩)
先日紹介したように、津市美里町三郷にあるgallery0369では、2022年写真好学研究所公開講座として荻野良樹さんに 1_WALLに参加したことについて話を聞いてみる」が開催された。
日時: 11月19日、27日
場所: gallery0369(三重県津市美里町三郷369番地)①11月19日(土) 11:00〜18:00 講座参加費(入場料):500円
トーク:14:00〜15:00
進行役は松原豊(写真家/写真好学研究所所長/gallery0369オーナー)②11月27日(日) 14:00〜19:00 講座参加費(入場料):500円
トーク:17:00〜18:00
進行役は松原豊、トークの内容は11月19日と同じまた、27日夜〜翌朝にかけて、ギャラリー横の古民家ヒビコレに宿泊する会(8800円)も別途あり。
古民家Hibicoreは、私も荻野良樹さんと同じく写真好学研究所の一期生として通い慣れた場所だ。
古民家Hibicoreの前を過ぎ、坂道を下った先にgallery0369がある。
印象的な扉には、簡潔な案内が掲げられていた。
会場へ入ると、案内通りに荻野良樹さんが1_WALLに出展した時と同じ写真が、同じ配置で展示されていた。
また、テキストをまとめた資料を置く台までもが再現されていた。
定刻になった頃、写真好学研究所の所長であり、gallery0369のオーナーでもある松原豊さんが進行役となり、ギャラリートークが開始された。
トークでは、荻野さんが写真を撮り始めたきっかけから始まり、地域の写真クラブで腕を磨いて県展などに入選し、写真雑誌でのコンテストでさまざまな賞を受賞したこと。ところが、このような華やかな世界とは異なる写真(今回展示してある8点のような)を撮るように変化した経緯と1_WALLに参加して苦労したこと、得られたものなどが語られた。
ネタバレしてしまうのでここでは詳細な紹介を控えるが、興味がある方は次回の講座に参加し、ぜひともギャラリートークも聴いていただきたたい。または、古民家ヒビコレに宿泊する会も企画されているようなので、そちらはさらに濃い話が聞けるだろう。
②11月27日(日) 14:00〜19:00 講座参加費(入場料):500円
トーク:17:00〜18:00
進行役は松原豊、トークの内容は11月19日と同じまた、27日夜〜翌朝にかけて、ギャラリー横の古民家ヒビコレに宿泊する会(8800円)
最後、荻野さんの言葉がとても印象深かった。
自分が変化していることに後で気づいた。
意識しながら自分が変化していたのではなく、無意識のうちに自分が変化していた。そのことに気づけたそうだ。無意識の変化なら、自分自身ではその変化に気づけないことが多いのではないだろうか。
荻野さんが取り組んでいるテーマはなかなか奥が深いものなので、私にはうかがい知れないものだが、さらなる深みへの探訪が楽しみだ。現在の「山神」はいかに変化するのだろうか。