拝殿脇に掛けられた注連縄をくぐっての参拝、松下社(伊勢市二見町松下)

2023年07月09日(日) 拝殿脇に掛けられた注連縄をくぐっての参拝、松下社(伊勢市二見町松下) (車、徒歩)

民話の駅 蘇民のハス園を訪れたので、その前に松下社にてお参り。

国道42号に面した鳥居をくぐり参道を進むと左手にこちらの注連縄が目に入る。

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

 

二見町史には、「氏神様(松下社)への注連縄上げ」として、次のように記されている。

この行事も毎年青年が行う行事であったが、その解体に伴って村の行事として行っている。現在は当番組の引継ぎ行事の一つとして、それぞれ藁を持って集まってもらい、大晦日の朝から注連縄を作る。長さ七尋半、足三本太さは直径10cmぐらいである。注連縄作りを集会所前の広場で行い、出来上がると氏神様へ奉納に行く。奉納場所は拝殿の正面ではなく、神社に向かい拝殿の左端手前と、その左側に生い立つ松の幹へ掛ける。昭和八年の神遷の時に、拝殿を新しくしたが、それまでの拝殿は籠堂を延長した茅葺で、参拝の人々はみなその角を回り、現在注連縄が懸けられている下を通って神前にぬかづいていた。時代おくれという話も一部あがっているが、氏子は昔どおり奉仕を続けている。

 

私はこのことを知ってからは、拝殿の下ではなく

松下社(伊勢市二見町松下)

松下社(伊勢市二見町松下)

 

その手前で左へ回り、こちらの注連縄をくぐってから

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

 

神前、こちらの場所でお参りするようになった。

榊巻と本殿(松下社)

榊巻と本殿(松下社)

 

眼の前には、あちらの榊巻が望める。

榊巻(松下社)

榊巻(松下社)

 

【参考】

 

お参りを終えると、この注連縄をくぐり返す。

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

拝殿脇に掛けられた注連縄(松下社)

 

この注連縄が掛けられていることは、氏子の方々が昔どおり奉仕を続けていることを示している。

これからもお参りの際いは、こちらの注連縄をくぐろう。

 

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