2024年07月14日(日) しめ縄が取り替えられた上長屋区の「浅間さん」(伊勢市御薗町長屋) (徒歩)
先日、次の記事をブログにアップし
【参考】
- 今も残る上長屋区の富士講代参記念碑(伊勢市御薗町長屋) 2024年05月06日
そのリンクをX(旧twitter)へポストした。
すると、大谷正幸(録誌斎)さんが X で、次のメッセージを添えて引用ポストしてくださっていた。
5月7日
これは初めて見た。「富士講代参記念碑」ではなく、「センゲンサン」の一種だと思うが(当地では大日如来がそのまま浅間社になる)江崎満『伊勢・志摩の富士信仰を訪ねて』には掲載されていない。
「大日如来」周囲の円が「八葉」つまり富士山頂なのはいいとして上部が欠けているのは気になる。
ここで紹介した石碑(の写真)は、御薗村誌で「富士講代参記念碑」と紹介されていたので、ブログ記事でもそのまま使用した。しかし、大谷正幸さんが指摘されたように「センゲンサン」そのものであると思われるので、この記事では「浅間さん」と表記を変更することにした。
なお
江崎満『伊勢・志摩の富士信仰を訪ねて』には掲載されていない。
とあるが、江崎さんはこの「浅間さん」の存在をご存知だ。
それは、三重を刺激する大人のローカル誌 NAGI 凪の最新号(VOL.97 2024夏)を読めば明らかである。特集「浦々の郷土富士・浅間さんへ」の番外として「埋もれゆく浅間さんに光を(江崎満さんのウラ浅間案内) P.48」にて、こちらの浅間さん(石碑)が紹介されている。
朝に宮川右岸の堤防道路を歩いていると、あの石碑の雰囲気が変化しているように感じた。
草が刈り込まれた坂道を下り
「浅間さん」にたどり着くと
明らかにしめ縄が新しい。さらに粉々にはなっているが紙垂の名残もある。
現在も信仰は続いている!
最近は民間信仰に興味があるので、時々こちらも確認しよう。
こんな場所にあるから、一般の人には気づかれることも少ないだろう。
ここだよ!