2022年冬企画展 寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

2022年12月03日(土) 2022年冬企画展 寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369 (車、徒歩)

gallery0369(三重県津市美里町三郷369番地)では、次の写真展が開催されている。

タイトル:寺本美穂写真展 たゆむまち
開催日時:2022年12月2日(金)~4日(日)、12月9日(金)~11日(日)計6日間の開催(金土日のみ)
開催時間:12月2日(金)、12月9日(金)13時~18時/12月3日(土)4日(日)、10日(土)11日(日)10時〜18時
※金曜日と土、日曜日で写真展開始時間が違います、ご注意下さい。
入場:無料

 

寺本さんは、本ギャラリーの運営者である松原豊さんが所長を務める写真好学研究所の研究生で、亀山トリエンナーレに参加したり、個展を開催するなど精力的である。

gallery0369での個展は、昨年に続き2回目となる。

【参考】

 

午前中、開場時刻に ギャラリーへ・・・

gallery0369、古民家Hibicore(津市美里町三郷)

gallery0369、古民家Hibicore(津市美里町三郷)

 

ギャラリーの入口には、ハガキサイズのDMが一枚。印象的だった。

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

会場の雰囲気はこんな感じだ。

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

新たに作り直されたテキストには

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

次のように綴られていた。

たゆむまち

「たゆまぬ努力」という言葉があります
これは心を引き締めて途切れることなく怠けることなく努力すること。
では「たゆむ」とは?
心の緊張がゆるんでいる様子。気が緩み怠けている。

ビーンとはられた糸がなんだか「ゆるーん」と「たわむ」ような

少し間が抜けてずっこけた風景。だけど目が離せないものたち
光があたる時間だけ 短い間しかそこにない なんだか心に残る愛おしいものたち
私が撮る日々の写真 私が見つけたワクワクする景色 とっておきの宝物たち
突然現れて やにわに消えていく 感触とにおいだけを残して
今日も偶然に出会えるかも「たゆむ」その瞬間の「たゆむまち」

昨年の初個展と同じタイトルです。
まだまだ「たゆむまち」
ぐるっと一回り しりもちついて逆回り
                         2022年12月 寺本 美穂

 

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

「うんうん」と頷いてしまったり、これは何? など、「たゆむまち」の切り撮りには魅入ってしまう。

ここに展示されている作品はすべてが縦撮りである。

寺本さんに確認したところ、作品として撮りたいものは縦ばかりで、横はほとんど無いそうだ。

しかも、展示写真も額もマットもそれぞれのサイズは全作品で同じ。しかし、縦置きの額は均等に配置されているのかと思いきや・・・

不思議なことに、被写体はたゆんでいるが、各作品のサイズはたゆみなく、配置はたゆんでいた。メリハリを付け、展示方法でも「たゆみ」を強調しているのだろうか。

とにかく、作品ひとつひとつで楽しめる。寺本さんに説明していただきながら鑑賞するとお互いの感性の違いにも気づきさらに面白い。

 

こちらはDMに掲載されている作品。

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

他の作品が準備される前だったが、これは絶対展示するだろうと思い、DMに採用したそうだ。また、先日の亀山トリエンナーレに参加した際に亀山の町を歩きながら撮影したホットな写真も展示されている。

 

また、ギャラリーの片隅では、新たな作品(商品)が生み出されようとしていた。

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

寺本美穂写真展 「たゆむまち」@gallery0369

 

 


たゆむまち」をきっかけに あなたのまちを見つけよう。

ぜひとも、「たゆむまち」へお越しを


 

 

gallery0369付近

gallery0369付近

 

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