2023年10月12日(木) 遠望した御幣鯛を運ぶ太一御用船(伊勢市神社港) (徒歩)
本日は篠島から伊勢湾を渡って干鯛が内宮へ届けられた。
御幣鯛を運ぶ太一御用船については、以前に投稿した記事から次の通り。
愛知県知多郡南知多町にある篠島には神宮御料干鯛調整所があり地元の奉仕者(漁師さん)の手によりおんべ(御贄・御幣)鯛と呼ばれる干鯛が奉製されている。
10月12日には神嘗祭に向けて神宮(内宮)におんべ鯛を奉納するために、これらを納めた辛櫃を載せた数隻の漁船が篠島から神社港(伊勢市)を目指す。すべての漁船には「太一御用」の旗が掲げられ船団となって伊勢湾を渡る。おんべ鯛と奉納者一行は神社港で歓迎を受けた後、車にて内宮へ向かうと五丈殿にて奉納を済ませる。その後昼食を終えた一行が神社港へと戻ると餅まき等のイベントの後、伊勢を後にするのだ。別れのテープは船ならではの感慨を生み出す。【参考】 太一御用船による御幣鯛奉納(伊勢市神社港) 2016年10月12日
しかし、2020年から昨年まではコロナ禍のために御幣鯛が海路で運ばれることはなかった。
【参考】
- 2022年、今年も【中止】だった太一御用船(海路)による御幣鯛奉納 2022年10月12日
今年はコロナ禍が落ち着き、本日は天候もよく、御幣鯛は久しぶりに伊勢湾を渡ったようだ。
今朝、太一御用船が神社港へ到着した際に打ち上げられる多数の花火を職場で聞いた。
実は、2019年も中止だったから、5年ぶりだった。
【参考】
- わかっていても訪れた神社港・・・・ 2019年10月11日
最近は徒歩通勤のため、昼休みに神社港を訪れることはできなかったが、昼休みウォーキングにてできる限り近づいて、遠望した。
残念ながらカメラを持参するのを忘れたため、スマホでの撮影となった。
私のスマホだと「太一御用」の文字は写らない。(自分自身の目では確認できたが)
来年は近くで・・・