2022年10月02日(日) 神御衣が奉織される両機殿めぐり(神服織機殿神社・神麻続機殿神社) (車、徒歩)
皇大神宮の所管社である神麻続機殿神社および神服織機殿神社では、八尋殿(機殿)にて神御衣が奉織されている。
神御衣、和妙、荒妙、神御衣奉織始祭、神御衣奉織鎮謝祭、神御衣祭などについては過去の記事を参照していただくこととし、ここでは本日、両機殿(神服織機殿神社・神麻続機殿神社)をめぐった記録のみをとどめておこう。
昨日はワクチン接種の申込みなど所用があり、神御衣奉織始祭を拝観できなかった。1週間後には織り上がってしまうだろうから、奉織作業を見学するするなら今日しか無い。
両機殿間をウォーキングする目的もあるので、【キタヰの妻】を誘って午後から訪れた。
神服織機殿神社の近くに車を駐め、神服織機殿神社、神麻続機殿神社の順にめぐると神服織機殿神社まで戻ってきた。
【神服織機殿神社】
鳥居をくぐり参道を進むと
斎庭に建つ八尋殿の前には見慣れないテントが設営されていた。今までの奉織作業でこんなテントはあっただろうか・・・?
神服織機殿神社および末社八所にお参りを終えると、八尋殿に注目した。
見上げると鞭掛けでは蜘蛛が奉織を応援していた。
和妙(絹)の奉織である。
神服織機殿神社を後にすると
振り返ってのパチリ、
パチリ。社叢がどんどん小さくなっていく。
【神麻続機殿神社】
さらに進むと、続いては神麻続機殿神社の社叢が望める。
ほどなくたどり着くと
神麻続機殿神社および末社八所にお参りしてから
奉織作業を見学した。
ここでは、荒妙(麻)の奉織である。
横糸を巻きつけた舟形の杼(ひ)の流し方が絹と麻とでは異なるため、操作も異なれば機を織る音も異なる。
さまざまな変化に気づき、回想しながら神麻続機殿神社を後にすると神服織機殿神社の近くに駐めた車まで戻った。
約一時間の適度なウォーキングである。
皆さんも機殿をめぐってみては!
【参考】