2023年08月13日(日) 中村左洲生誕150周年記念展@賓日館(伊勢市二見町) (車、徒歩)
賓日館(伊勢市二見町茶屋)では
画人 中村左洲の生誕150年を記念し
「令和5年度文化政策課夏季企画展・中村左洲生誕150年記念展」が開催されている。
全館の各部屋を展示会場とし、総数113作品が展示されている。
佐州はどのような環境で観られることを前提にこれらの画を描いたのだろうか?
などと想像しながら各展示を観覧した。
展示は1階の各部屋から始まり
続いては2階の
大広間、
さらには、御殿の間へ。
こちらが御殿の間。
窓からの風景に面しているのが
床の間の2作品 外宮図と内宮図だ。
今回は御殿の間から千鳥の間へ通り抜けられた。
こちらも筆数は少なそうだが精緻に見える。
欄間には千鳥の間だけに千鳥。その背面は
海の生き物となっている。
テーブルにも千鳥が多数。
千鳥の間を後にすると
扇の間へ。
こちらには数十点が展示されている。そのなかから気になったものを・・・
なかでも、私はこのあたりの作品に惹かれる。働く人
「鵜縄之図」(一部)
「漁夫之図」(一部)
2階を後にすると
資料室の奥にある内蔵へ。ここには個人蔵の作品が展示されているからだろうか撮影禁止だった。
展示作品数が多いので、じっくりと鑑賞するためには十分に時間を確保して訪れたい。
観ごたえのある作品展だ。