2023年01月10日(火) 初辰行事は「辰の井」からのお水取り、御食神社(伊勢市神社港)2023 (車、徒歩)
ここは伊勢市神社港。
この地には、豊受大神宮(外宮)の摂社である御食神社が鎮座している。当社はお伊勢さん125社のひとつであるが、神社港の産土社でもある。
神宮の摂社・末社のなかでは珍しく、社域に井戸「辰の井」がある。
毎年、新年で初めての辰の日には「初辰の水」として「辰の井」から取られた水が授与され、この水で家の周囲を清めれば、一年間は火難や水難を免れると言われている。
【参考】 このリンクには産土社であることの説明もある
- 初辰行事は「辰の井」からのお水取り、御食神社(伊勢市神社港)2022 2022年01月03日
今年も初辰の日に御食神社を訪れた。
こちらから参道を進むと
「初辰の水」の授与はすでに始まっていた。
私がお参りしている間にも「初辰の水」を求める方々が次々と訪れた。
「初辰の水」は正殿の前にもお供えされていた。
こちら「辰の井」の前でも授与される。
お参りを終え神社を後にすると、バケツを台車に載せて「初辰の水」を運ぶ姿も見られた。
また、こちらの民家の塀は、すでに「初辰の水」で清められていた。
私の目的は、こちらの神札を授与していただくことである。御食社の神符は、神宮による奉製ではなく、神社港の産土社としてものだが、摂社の神札とはとても貴重なものだ。