2024年09月23日(月) 鉄塔から地下へと隠れる特別高圧電力ケーブル(JR参宮線宮川橋梁東詰付近〜前山町) (徒歩)
先週に見かけたのだけれど、詳細を詰めることができず、ブログ記事にできなかった案件。
今週は徹底的に歩いた。
それは、中部電力パワーグリッド 山田変電所から御薗町に立つ一本足の鉄塔を経由してつながっている特別高圧電力ケーブルの行方・・・
その高電圧線は山田変電所(伊勢市御薗町王中島)を出ると国道23号と交差し、
さらに高向交差点の先で、再び国道23号と交差する。
その先を追うと
近鉄山田線とも交差する。
近鉄山田線踏切道小俣5号付近から宮川右岸の堤防道路に沿うと
次のように・・・
しかし、この鉄塔から
特別高圧電力ケーブルは地下へと隠れる。
鉄塔に近づいて確認すると
水平に続いていた特別高圧電力ケーブルはここで垂直に地上へ落ち
地下へ隠れる。
堤防道路へ戻って真横から眺めるとこの通り。
ここで疑問になるのは、地下へ隠れた特別高圧電力ケーブルはどこから地上へ現れるのか?
周辺を確認したが、宮川の対岸にも鉄塔は見当たらない。
こんな時はネットが頼みだ。現地で検索したところ次のマップを見つけた。
このマップによると、地下へ隠れた特別高圧電力ケーブルは宮川堤に沿って宮川の上流方向へと続いている。
マップを確認しながら・・・
度会橋をくぐり、堤防道路をさらに進むと
視線の先に数基の鉄塔を見つけた。これはマップのケーブル経路と一致する。
万所橋東交差点へたどり着くと
水管橋付近から堤防道路を後にした。
鉄塔を目指し、大倉うぐいす台の団地へ進んだところ
視線の先に鉄塔を確認したが抜け道がない。結局は、バス停付近まで戻ると
こちらから鉄塔を目指した。
・・・
予想通り、この鉄塔は一方向へしか高電圧線が出ていない。
JR参宮線宮川橋梁東詰付近で地中へ隠れた特別高圧電力ケーブルは、こちらへ続いていた。
なぜに、特別高圧電力ケーブルは地下へ隠されたのか?
高電圧線は国道とも近鉄とも空中で交差しているのに・・・
それは神宮の式年遷宮で使用される御用材のお木曳き行事と関連するのだろうか?
この疑問のみを残して現地を後にした。