御塩道ウォーク 2024

2024年05月25日(土) 御塩道ウォーク 2024 (徒歩)

今年もこの季節がやってきた。

伊勢神宮では自給自足を旨とし、御饌や修祓のための御塩(堅塩)は御塩殿神社で奉製され、外宮へ納めるために護送される。かつて御塩が人に担がれて護送されたルートは御塩道と呼ばれ、軽トラによる護送に替わった現在でも極力そのルートをたどると聞く。御塩道をたどり外宮へ着いた御塩は、特別は橋(御塩橋)を渡る。

【参考】

 

御塩づくりは夏の土用の頃から始まるが、毎年この時期になると御塩道を歩きたくなる。

御塩道のことを知ったのが2010年。2014年からは毎年、1回は歩いている。

 

ルートの詳細については、(社)伊勢市観光協会青年部および伊勢市が主催して平成16年に実施された 伊勢『御塩みち』ウォークのマップが参考になるので、歩きたい方はとても参考になる。

 

今年は【キタヰの妻】が同行し、ふたり旅となった。

なお、以前に歩いた記録は、本記事の最後尾に列挙した。詳細については過去の記事が詳しいので、今回は「ここは御塩みち」の案内板の経年劣化など、気になる点だけを列挙してアルバム的に紹介しよう。

 

御塩殿からその裏手にある御塩焼所、御塩汲入所へと向かう小径に落ちる影はスポットライトの集合体のようで、いつも美しい。御塩殿神社にてお参りしてから

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)にて

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)にて

 

御塩浜で採取した鹹水を荒塩に焚き上げる御塩焼所とその右隣にある御塩汲入所(地中に埋められた瓶に鹹水が保管されている)および

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

 

荒塩を堅塩に焼き固める御塩焼所に挨拶してから

御塩殿(御塩殿神社)

御塩殿(御塩殿神社)

 

御塩殿神社を後にした。

こちらは御塩殿神社の前にある「ここは御塩みち」の案内板。

「ここは御塩みち」の案内板(御塩殿神社付近)

「ここは御塩みち」の案内板(御塩殿神社付近)

 

さらに御塩道を進むとかつてはまだしっかりしていた案内板が、その姿を変えている。

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町荘にて)

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町荘にて)

 

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町荘にて)

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町荘にて)

 

御塩道からの遠望(伊勢市二見町荘にて)

御塩道からの遠望(伊勢市二見町荘にて)

 

荘地区を抜けて国道42号を越えると

御塩道、国道42号 荘1交差点へ

御塩道、国道42号 荘1交差点へ

 

山田原へ。

伊勢市二見町山田原にて

伊勢市二見町山田原にて

 

安土城天主閣の遠望できるこの近くの民家に塀にも「ここは御塩みち」の案内板がかかっていたが今はない。

安土城天主閣の遠望(伊勢市二見町山田原にて)

安土城天主閣の遠望(伊勢市二見町山田原にて)

 

このNTT電柱番号板がその代わりだ。

NTT電柱番号板[山田原幹36]

NTT電柱番号板[山田原幹36]

 

山田原を過ぎて溝口では、民家の庭に

伊勢市二見町溝口にて

伊勢市二見町溝口にて

 

今も文字が読み取れる状態で残されている。

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町溝口にて)

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢市二見町溝口にて)

 

さらにその先、左手にある溝口会館の入口付近では、恥ずかしがる姿も。

「ここは御塩みち」の案内板(溝口会館前)

「ここは御塩みち」の案内板(溝口会館前)

 

この先のガードレールには変身した案内板(全体が塗装され文字が赤く縁取られた)があるが、それは2023年のウォークで紹介している。

汐合橋(五十鈴川)の東詰近く

汐合橋(五十鈴川)の東詰近く

 

この先では、しばらく案内板がないため・・・

汐合橋から望む五十鈴川の上流方向

汐合橋から望む五十鈴川の上流方向

 

新しいまる天本店(伊勢市通町)

新しいまる天本店(伊勢市通町)

 

国道42号(旧道との合流地点、通町3交差点付近)

国道42号(旧道との合流地点、通町3交差点付近)

 

浜郷小学校付近(伊勢市黒瀬町)

浜郷小学校付近(伊勢市黒瀬町)

 

伊勢市黒瀬町にて

伊勢市黒瀬町にて

 

こちらが辛櫃を担いで御塩を護送した当時に、一箇所だけ辛櫃をおいて休憩できたとされる橘神社。

橘神社(伊勢市黒瀬町)

橘神社(伊勢市黒瀬町)

 

本日は25日「くろあんの日」だったので、店の外には多数の人が列んでいた。

二軒茶屋餅 角屋本店(伊勢市神久)

二軒茶屋餅 角屋本店(伊勢市神久)

 

角屋に関連の店舗にも案内板。ここにも、

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢角屋麦酒 直売店 麦酒蔵)

「ここは御塩みち」の案内板(伊勢角屋麦酒 直売店 麦酒蔵)

 

そして、こちらも。屋根の下にあるので風雨から守られいる。

「ここは御塩みち」の案内板(角屋醤油味噌醸造元)

「ここは御塩みち」の案内板(角屋醤油味噌醸造元)

 

伊勢市神久にて

伊勢市神久にて

 

御塩道から神田久志本町方向の遠望

御塩道から神田久志本町方向の遠望

 

二見街道 神久交差点にて

二見街道 神久交差点にて

 

神久交差点を過ぎれば、外宮は近い。

御塩道から酒徳昆布の遠望

御塩道から酒徳昆布の遠望

 

いなくなってから久しいお稲荷さんを眺めてから

今はいないお稲荷さん(汐湯付近)

今はいないお稲荷さん(汐湯付近)

 

清浄坊橋で勢田川を渡った。こちらは架け替えられる前の親柱。

勢田川に架かる清浄坊橋の古い親柱

勢田川に架かる清浄坊橋の古い親柱

 

さらに、先へ進むと2020年まではここに「ここは御塩みち」の案内板が掛かっていたことを思い出す。

今はない「ここは御塩みち」の案内板(かねやす)

今はない「ここは御塩みち」の案内板(かねやす)

 

JR参宮線の吹上町踏切を渡れば

JR参宮線 吹上町踏切

JR参宮線 吹上町踏切

 

吹上交差点。

吹上交差点

吹上交差点

 

外宮参道。その先が

外宮前交差点

外宮前交差点

 

外宮表参道口。

外宮表参道口

外宮表参道口

 

しかし、御塩の護送には特別は入口がある。それがこちらの御塩橋。今は関係者以外立入禁止となっているので、遠望。

御塩橋(外宮)

御塩橋(外宮)

 

実際にこちらが利用される様子は、先にも紹介した次のリンクにある。

 

 


 

【参考】 御塩道ウォークの記録

 

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