2023年09月23日（祝・土） マップで見かけた前山古墳（伊勢市鹿海町）までのぶらり （徒歩）
最近、休日には【キタヰの妻】と2〜3時間ほどのウォーキングを楽しんでいる。
さて、本日は何処へ・・・
マップを眺めていたら、前山古墳の文字を見つけた。伊勢市鹿海町にある住宅街のなかに古墳が残されているとは驚きだ。
本日の目的地を前山古墳に定めるとぶらりを開始した。
行きは国道23号に沿って進むと北向き地蔵をパチリ。その隣に架かる眼鏡橋も眺めたからだろうか？
北向き地蔵の遠望（伊勢市竹ケ鼻町）
こちらが気になってしまった。
眼鏡橋を後にしての眼鏡管
勢田川橋で勢田川を越えると
勢田川橋（勢田川）
この先で国道42号へ下り、左方向へ。
勢田川橋（勢田川）
通り口バス停の先にある
BUS STOP 通り口 三重交通
通町２交差点で右方向を遠望すると
通町２交差点（国道42号）
その先に踏切を確認した。あの踏切を渡れば前山古墳は近い。
国道42号からJR参宮線 通り前踏切方向の遠望
その踏切へと続く路地を進むと左前方に古墳の杜が望める。
前山古墳の遠望（伊勢市通町にて）
道幅が狭くなり
JR参宮線 通り前踏切へ
踏切を過ぎると
JR参宮線 通り前踏切
線路に沿って左方向へ。前方には前山古墳の杜が迫る。道なりに坂道を上れば住宅街で
前山古墳付近にて
左手には杜の宮公園がある。前山古墳はこの一画に残されている。
杜の宮公園（伊勢市鹿海町）
草が生え放題の公園内を奥へ進むと、フェンスに囲われた一画があった。
前山古墳（伊勢市鹿海町）
その脇には「前山古墳」の説明板。
前山古墳（伊勢市鹿海町）
伊勢市のホームページで検索すると次のサイトを見つけた。
【参考】
しかし、伊勢市のホームページはリンク切れになることが多いので、スクリーンショットを貼り付け一部を引用しておこう。
前山古墳（まえやまこふん）|遺跡（おうち企画展）|伊勢市
前山古墳（まえやまこふん）
所在地 伊勢市鹿海町説明
前山古墳は、標高約60メートルの山地から北側に伸びる兵陵の先端部に位置しており、浜郷地区の街並みを見下ろせる所にあります。現在、古墳頂上付近の盛り土の大部分が削り取られ、横穴式石室の玄室と呼ばれる埋葬施設が見られます。玄室部分は、長さ5.7メートル、幅2.2メートル、高さ1.8メートルの大きさで、天井石として、5枚の大きな石材がかけられています。古墳の大きさは直径およそ20メートル、高さおよそ2.5メートルの円墳と推定され、横穴式石室の形などから6世紀後半から7世紀初頭に造られたと考えられます。
また、次のサイトで遺跡発掘報告書を探したところ
【参考】
- 全国遺跡発掘総覧｜奈良文化財研究所
前山古墳に関連するものは次の報告のみだった。
【参考】
- 三重県埋蔵文化財年報 : 平成10年度 (PDF 7.4 MB )
現状は草だらけのため、その形状はほとんどわからないが
前山古墳（伊勢市鹿海町）
こちらは石室の一部だろうか？
前山古墳（伊勢市鹿海町）
しっかりと残されている。
前山古墳（伊勢市鹿海町）
前山古墳（伊勢市鹿海町）
前山古墳を後にすると、行きとは異なるルートを選択し、五十鈴ヶ丘駅の脇を通り過ぎた。
JR参宮線 五十鈴ヶ丘駅
水路を多さを感じながら
伊勢市黒瀬町にて
二軒茶屋餅へ向かった。その手前、橘神社の近くでこんなポスターを発見、神輿渡御だ。
橘神社 神輿渡御祭（11/5）のポスター
ほどなく二軒茶屋餅にたどり着くと、ひと休みしてから帰途についた。
二軒茶屋餅 角屋 本店（伊勢市神久）
