2022年08月04日(木) 久邇大宮司に注目した8月の風日祈祭(外宮)2022 (車、徒歩)
本日は風日祈祭、午前5時前に外宮を訪れた。4時50分には参進の開始を伝える報鼓が聞こえた。
先日、次の記事で紹介したように
【参考】
- [風日祈祭]の祭典看板(外宮)に思うこと 2022年07月23日
今回の風日祈祭は、ある意味、特別な祭典(2022年07月05日付で、神宮大宮司に就任された久邇朝尊さんが初めて奉仕する祭典)であった。
定刻の午前5時になると参拝停止が解かれ、待ち構えていた参拝者は火除橋から表参道を進んだ。
いつもなら神札授与所の前で規制が入り、その場で忌火屋殿からの参進を待つことになるのだが
【参考】
- 風日祈祭(外宮)2020年08月 2020年08月04日
- 風日祈祭(外宮)2019年08月 2019年08月04日
- 風日祈祭(外宮)2019年05月 2019年05月14日
- ・・・
今回はこの場所まで先行できた。(しかし、まもなく参進の列が到着するため、祭典前に正宮へはお参りできなかった。)
しばらくすると、神宮衛士の言葉通り、忌火屋殿の前庭で修祓を終えた奉仕者の列が近づいてきた。
先導する神宮衛士に続く、久邇大宮司 の姿を確認できたが、周囲は暗く、足どりが速いため、ぶれた写真しか撮れない。
正宮での祭典が続くなか
私は、土宮および
風宮にもお参り。
正宮の古殿地前へ戻り、佇んでいると
隊列を組んで飛ぶ鳥が・・・(小さくて見えないか?)
祭典が開始されてから30分ほどが経過すると
正宮から多賀宮ほかへの参進が開始された。
まだ周囲は薄暗いため、流し撮りを試みたが・・・?
参進は、ザク・ザクと浅沓が敷砂利を踏み鳴らしながら、流れるように通り過ぎる。
参進の列は
多賀宮へ。(階段下では、土宮と風宮に奉仕する神職がこの列から離れた。)
四至神が鎮座する大庭へ戻ると、九丈殿には多数の案が並べられ摂社・末社への遥拝が斎行されていた。
続いては、四至神にても風日祈祭が斎行された。
神札授与所前でしばらく待機していると、多賀宮での祭典を終え退下する大宮司一行が現れた。
ついに、ここで 久邇大宮司 をしっかりと拝見できた。
九丈殿の片付けが進むなか
土宮および風宮での祭典を終えた奉仕者も退下。
これで、外宮での風日祈祭は終了となり
斎館へもどる足どりは軽快だ。
準備や片付けはあまり注目されないが、私にとっては久邇大宮司と同様に注目に値する。
なんとも感慨深い風日祈祭だった。