2022年07月17日(日) 中川(ナカゴ)の名残である小溝めぐり(伊勢市一色町) (徒歩)
先週、伊勢市一色町にある田んぼのなかに「一色塩田跡の説明板」を見つけた。
【参考】
- 田んぼの真ん中で見かけた一色塩田跡の説明板 2022年07月10日
そこには、次のように記されている。
この浜田と鶴松田の境界には、中川[ナカゴ](地元では江川とも言った)が流れていました。現在の小溝はその浜田側の川岸で、広い所では百メートル近い川幅がありましたが塩田の廃止に伴い埋め立てられ、鶴松田に併合されました。
浜田には今も「竃屋敷」や「四ツ竃」などの地名が残っています。(現在地を起点にして旧跡を回ってみて下さい)説明板により抜粋
小溝は、中川(ナカゴ)の名残であるそうなので、その跡をめぐるために再訪した。
浜田(旧塩田)と思われる場所を過ぎると
まずは、(現在地を起点にして旧跡を回ってみて下さい)の指示に従って、この説明板を訪れた。
掲示板を後にすると小溝(用水路と言いたいところだが、掲示板に従ってこの記事では小溝と記す)めぐりを開始した。
土谷養鶏場の脇を流れる小溝が中川の名残なので、まずは下流側へ進むと
その先には
このような池が広がっている。堤防側には樋門があり五十鈴川とつながる。
土谷養鶏場の脇まで戻ると上流側を遠望。小溝沿いに道はなく歩けないので
耕地整理された区画に沿って歩くしかない。
ここは左へ進むと戸部の神へとたどり着くが、今日は右へ。
途中、左側には戸部の神の鳥居が望める。この付近で左折すると
その先に小屋があり、右へ進むと
小溝に橋が架かり、こちらが土谷養鶏場方向。
振り返ると、こちらが小溝の上流側。
小屋の先の道を進むと途中で右折。五十鈴川に架かる汐合大橋を左に見ながら、南西方向へ進むと
耕地整理碑が建つ交差点にたどり着く。
ここは以前にも訪れたことがある。
【参考】
- 御薗から二見までぶらぶらと神社ほかめぐり 2017年06月17日
石碑を確認してから北西方向へ進むと
小溝の流れと交差する。こちらは下流側で、
こちらは、上流側。中川の名残は左側で、右側の道は歩いたことがある。(一色神社から続いている道だ。)
耕地整理碑付近へ戻ろうとして、パチリ。
耕地整理碑付近からさらに南西方向へ進み、こちらを右折すれば、その先にゴロタイ池があるはず。
小溝の流れにたどり着いたが、こちらが下流側。
上流側に池があるはずだが、ここは埋め立てられたようだ。
帰宅後に、国土地理院の航空写真を確認したところ、2013年の写真には池があった。
ゴロタイ池跡を背にして進むが、ここまでしか行けない。
先ほどの道まで戻るとさらに南西方向へ。次の丁字路を右折すると
こちらが下流側。
上流側の先には
見覚えがある大橋跡の石碑と説明板が望めた。
来た道を戻ってこちらの道路へ出ると
大橋跡へ。
ここから中川(ナカゴ)が流れていた風景を想像して・・・
この後、月の輪跡付近までウロウロしてから五十鈴川の対岸にある御塩浜を訪れた。
御塩浜からの帰途、「鶴松田について」説明板があったことを思い出し、汐合大橋から・・・。見えた。
区画整理された農道をウロウロしながら、やっとここへたどり着いた。
【参考】
- 一色神社前の掲示板(伊勢市一色町)で思い出した【鶴松】と【五十鈴川用水】 2021年09月11日
鶴松新田は国道42号の向こうまで広がっていたそうだから、かなり広い。