2024年06月22日(土) 久しぶりにお伊勢さん125社まいり 磯部めぐり (車、徒歩)
神宮御料田(伊雜宮)の様子を確認するために磯部を訪れたので、久しぶりにお伊勢さん125社をめぐることにした。磯部めぐりは伊雜宮と佐美長神社の二箇所なので、その他もぶら〜りと。
スタートは佐美長神社(実はゴールも佐美長神社)。
鳥居をくぐろうとすると
眠そうな彼が迎えてくれた。レンズを近づけても微動だにしない。
佐美長神社に続き
御前神社四社にもお参り。
時が経つには早いもので、造替からもう10年が経過するとは・・・
【参考】
- 昨日に遷御を終えた佐美長神社(伊雜宮 所管社)ほか 2014年11月29日
その後は佐美長神社の古殿地を眺める。気になるのはその中心に置かれている石である。
この石を眺めると河原神社の石を思い出してしまう。
【参考】
- あの石は戻ってこないの?、河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年08月18日
こんなことを思い出しながら佐美長神社を後にすると
磯部神社にお参り。
磯部神社の看板の下に小径があったので、その先へ進むと行き止まりだったが、途中で鳥居を見つけた。こちらは磯部神社の社務所の裏側で、社務所脇へと続く裏参道だった。こんなところにあったとは・・・。
結局、山越えはできなかったので、いつものようにこの橋を渡って
神路川沿い、右手に伊雜宮の社叢を遠望しながら歩くと
親柱が地中に埋まった橋が気になった。対岸を確認すると
こちらは地上に残されたままで、「大正橋」と刻まれていた。 国道の方が高い?
さらに進むと堰の手前で国道を離れ
伊雜宮の社叢方向へと続く農道へ歩を進めた。
途中で気になる標識板。杭の頭が社殿になっている。
途中で農道を左を折れると鸚鵡石方向を遠望してから伊雜宮へ向かった。
伊雜宮へ到着すると鳥居前の道路に貼られたこんなテープを見つけた。(6月24日に露店を出す場所のしるしだろう)
伊雜宮の鳥居をくぐり、手水を受けてから参道を進むと
こちらでは祭典の準備を終えていた。参拝の後
巾着楠を愛でてから
伊雜宮を後にすると、神宮御料田の様子を確認した。(その様子は別の記事で)
以上で磯部めぐりは終了となるのだが、私の寄り道は止まらない。
「磯部の御神田」で竹取り神事を終えるとその竹を分かち合う野川へ向かった。
【参考】
- 伊雜宮 御田植祭(磯部の御神田[おみた]) 2017 2017年06月24日
近鉄志摩線 上之郷第二号 踏切を渡ると
目の前には野川に野川橋が架かっている。橋を渡り、左へ折れると
こちらがその場所である。竹を分け合う光景が蘇ってくる。
さてさて、続いては野川橋の南詰から、野川を左岸堤防。眺めるとこの先はアスファルト舗装から地道に変わっている。ここは歩いたことがない。次の橋まで歩いてみよう・・・
途中で、水路が分水されていた。ところが、分水された2本の水路が並行に流れているのでその様子も気にしながら
対岸も気にしながら。
ほどなく、次の橋である南川橋に到着してしまった。(あの2本の水路は用水と排水になっていた)
そんな他愛もない楽しみを後にして、再び近鉄の線路を越えると
神路川も渡り返した。
神路川沿いにあった志摩市立磯部郷土資料館跡を懐かしんだ。
【参考】
- 志摩市立磯部郷土資料館(再訪) 2011年09月10日
その後は、伊雜宮のお白石持行事のルートを逆行して
【参考】
- 第62回神宮式年遷宮 お白石持行事、 伊雜宮奉献 2014年11月22日
佐美長神社へ戻った。
さまざまな思い出を振り返る磯部めぐりとなった。懐かしさがいっぱいだ。