阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ@鳥羽大庄屋かどや

2023年07月12日(水) 阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ@鳥羽大庄屋かどや (車、徒歩)

鳥羽大庄屋かどや では

鳥羽大庄屋かどや(鳥羽市鳥羽)

鳥羽大庄屋かどや(鳥羽市鳥羽)

 

本日より「阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ」が開催されている。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ@鳥羽大庄屋かどや

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ@鳥羽大庄屋かどや

 

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ
7月12日(水)〜7月31日(月)
鳥羽大庄屋かどや 2階

 

2階の写真展会場へ進むと手前の和室から。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

入口には海の博物館から発行された写真集が展示されている。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

【参考】

 

展示の最初には

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

次のテキストが掲げられている。

ハレとケの日々ー阪本博文写真展
伊勢志摩地域の祭りと暮らし

コロナ禍の3年半が過ぎ、なんとか一区切りの感じもあるものの吹っ切れるにはもう少しかもしれません。
振り返ればこの間、撮影もままならなかったことも多く、、、撮り続けてきた祭りのみならず、足繁く通った町にもごぶさたしてきたこの3年半。
動けぬ身の常としては悶々と先行きに望みをかけるか、この10年余の写真をあらためて見直してみることで先行きへの指針もまた見えてくるかもと、整理を始めてみました。
ところが整理が元来苦手で仕舞う抽斗、出す抽斗の大分けすら出来ぬままあちこちの抽斗を開け放したまま今日まで来てしまいました。
今回はテーマとかに収斂する手前のいわば素材の収穫作業のようなもので、その仕分け前の籠をここに広げさせていただきました。
ささやかな写真展ではありますが、これまで伊勢鳥羽志摩南伊勢の地域を歩いて見聞きしてきたハレとケの記録の片々を、ご高覧下さい。
(2023年7月 阪本博文)

 

このコーナーにはコロナ禍が終焉をむかえたと思わせてくれる写真「高向の御頭神事の夜 2023.2.11」も展示されている。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

こちらは隣の部屋に展示された「ケ」「ケ」・・・

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

「ケ」がなければ「ハレ」はない。その逆もしかりだ。両者があるからそれぞれが成立するのだ。そのことを体感できる。

 

最後に奥の和室には

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

次のテキストが掲げられている。

Born Show
———–
この国には一年の暮らしの大きな節目が二つあります。
お盆と正月です。

略してボンショウとよばれたりしますが、日本人なら殆どの人が経験したり見聞きしたりする風習です。
簡単に言うとお盆は亡くなった先祖との交流、正月は新年の新たな生命感と祈念、いわばこの節目に死と生に思いを馳せることで、リセットしてまた明日からを生きて暮らしていくための活力としたのではないでしょうか。人は誕生と死の日時を選ぶことは出来ませんが、その間をいろんな工夫や知恵をやりくりして生きています。そうした過程で日々の平和と元気は欠かせないものです。
今年も来年もボンショウの時期がやってくるのはその証しです。

祭りという印象は薄いかもしれませんが、これら期間には前後も含めて、様々な伝統行事が各地にあります。その土地土地を歩いてみれば普段は見かけない光景に出会います。
ここに展示した写真は私が、その折々に見て記憶の引き出しに仕舞っていた暮らしやまつりの点景です。
何が重要でとか、深い意味があってとかいうのではなく、ふと引き出しから摘み出してきた感じで並べてみました。

阪本博文
Hakubun Sakamoto

 

ふと引き出しから摘み出してきた感じで並べられた写真たち。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 

阪本さんの引き出しを次から次へと引き抜きたい衝動にかられた。

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

阪本博文写真展〜伊勢志摩のハレとケ

 


 

帰宅後には、阪本博文さんの写真集と阪本さんに刺激を受けて三重の祭りを追い求めた北出正之さんの写真集に魅入った。

阪本博文写真集「祭国視集 晴れやかな持続へ」、北出正之写真集「すばらしき三重の祭りと民俗行事 祭時記」

阪本博文写真集「祭国視集 晴れやかな持続へ」、北出正之写真集「すばらしき三重の祭りと民俗行事 祭時記」

 

【参考】

 

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