2022年11月06日(日) 「近代伊勢のまちづくりの偉人 太田小三郎と神苑会展」@賓日館(伊勢市二見町) (車、徒歩)
伊勢市二見町茶屋にある賓日館では
NPO法人二見浦・賓日館の会が主催する「近代伊勢のまちづくりの偉人 太田小三郎と神苑会」展が、11月27日まで開催されている。
【参考】
- 11月のイベント情報 | 賓日館
館内を見学してから1階の展示会場を訪れると、その入口には
NPO法人二見浦・賓日館の会(賓日館の指定管理者であり、本展の主催者)による次の挨拶文が掲示されている。
ご挨拶 このたびは、賓日館「太田小三郎と神苑会展」にご来場いた だき、誠にありがとうございます。 賓日館の創設だけでなく、神宮の神域整備や明治期の近代 的インフラ整備に多大な功績のあった財団法人神苑会や、そ の中心人物であった太田小三郎については、いつか賓日館で 展示会を開催したいと、かねてから切望しておりました。 特に太田小三郎については、「伊勢の近代化の父」と言って も過言ではないほどに功績を残してきたにもかかわらず、こ れまで殆どフィーチャーされることがなかったことに、歯がゆ い思いをしてきました。 今回、伊勢市在住の巽慎吾氏の大々的な協力を得て、こうし て念願の展示会を開催することができたのは、弊会にとって も望外の喜びです。 皆様には、太田小三郎と神苑会について、更なる造詣を深め ていただき、今後の伊勢市の、皆様の町の「町づくり」のヒント としていただけましたら幸いです。 令和4年10月 特定非営利活動法人 二見浦・賓日館の会
ここでの展示は、説明用のパネルを中心に
新聞の切り抜き、
当時の観光案内図や絵はがき、衛星写真、
模型などの説明資料が展開されている。
その内容は、太田小三郎氏の肖像画にはじまり
彼の略歴や人柄など、
神苑会が創設された経緯や
その活動などについて、コンパクトにまとめられている。
太田小三郎や神苑会について多少は知っていたものの、神苑会が鉄道や銀行や電気にまで貢献していたとは・・・、さまざまな気づきがある展示だった。