2022年08月15日(月) 「2022 シャンティーの絵とおはなし展」@大王美術ギャラリー(志摩市大王町波切) (車、徒歩)
現在、「2022 シャンティーの絵とおはなし展」が 9月26日 まで 大王美術ギャラリー(志摩市大王町波切)で開催されている。
【参考】 詳細はこちら
過去2年、シャンティーさんの大規模な作品展が開催されていたが
●<シャンティーのイラストレーション展in賓日館> 2020/10/24(土)~11/22(日)
●大王美術ギャラリー企画展「シャンティーの絵とおはなし展」開催(2021年8月19日~9月13日、ただし緊急事態宣言発令に伴い8月28日~9月12日はギャラリー閉鎖)
新型コロナの影響で私は観覧できなかった。
今回こそは、ぜひとも観覧したく、大王美術ギャラリーへ急いだ。
一階の入口で受付を済ませると
エレベーターで2階へ。こちらが「2022 シャンティーの絵とおはなし展」の会場である。
広いギャラリースペースには、A2サイズのパネル40面が整然と配置されていた。
なお、展示はイラストのパネルだけでなく、イラストから連想されたストーリーのテキストと関連するオブジェが小さな棚の上に添えられている。これらも含めて一つの作品で、シャンティー・ワールドにさらなる広がりを作り出していた。
シャンティーさんの作画手法については、以前に別の記事で次の通り紹介した。
「手が勝手に動いている」とのこと。タイトルやストーリーはあとづけ? いや、内在する無意識が描かせているとすれば、それはすでに出来上がっていたものを表出させているだけ、やはりご自身の中に常日頃から意識していることが無意識となり、「手が勝手に・・・」となっているのだろう。まさに職人だ。
【参考】 シャンティーさんのイラストレーション展(外宮参道ギャラリー金近サロン) 2017年05月20日
通常は、手が描いていくれるようだが、この作品だけはイメージが先行していたそうだ。
異次元を思わせる緑の世界、シナプスの連鎖のように光が連続的に移動するなど、ご自身の不思議な体験をベースに、そこが起点となっていた。タイトルやストーリーはあとづけではなく、先行していた珍しい作品だ。
私が気になった作品や作画方法などについては勿論、さらにはフレームの色、縦横配置、宇宙人、仮想世界へのチャレンジなどについても、さまざまにお話させていただいた。
イラスト・テキスト・オブジェに加え、シャンティーさんによる解説で、シャンティー・ワールドへ深みへと惹き込まれてしまう。気づいたら、あっという間の1時間だった。
(会場や作品は、写真撮影もSNSへの投稿もOKだったので、会場の雰囲気を伝えつつ、私が気になった作品たちも紹介しておこう。)
ぜひとも会場を訪れ、作品を感じるとともに、シャンティーさんにお話をうかがうことをおすすめする。
余談だけど、私がシャンティーさんと出会ったのも、こちら大王町波切だった。
【参考】
- 「波切 写真講座」講師:写真家 松原豊さん(志摩市歴史民俗資料館 主催) 2015年12月06日