2023年04月15日(土) シャンティーの絵とおはなし展 BOX35@鳥羽大庄屋かどや (車、徒歩)
鳥羽の大庄屋かどやにて、4月24日まで
シャンティーの絵とおはなし展 BOX35
が開催されている。
会場である2階へと階段を進むと、すでにこんなところからシャンティー・ワールドが展開されている。
展示会場へ入ると、右手の主張しない場所に次の挨拶文が置かれていた。
ごあいさつ この度は「シャンティーの絵とおはなし展 BOX35」に ご来場いただきまして誠にありがとうございます。 今回はいつもの絵とおはなしそれぞれにポップアップを製作 してそれを箱の上に配置し、箱の中に登場人物のひとりから のメッセージを入れました。 どうぞ、一つ一つ箱の蓋を開けて中を覗いてみて下さいね。 作品は、どれも見る方によって色々に見えるようで、私はそ れがとても面白いです。 みんなそれぞれの作品を自分なりに受け取っていただいてそ れで作品として完結するんですよね。きっと。 大好きな絵やものづくりでたくさんの皆さんとつながれるこ とが本当にうれしくてしあわせです。 どうぞ、ゆっくりと楽しんで行って下さいませ。 今回も、写真撮影OKです。 SNSへのUPもどうぞ。 たくさんの人に楽しく共有していただければうれしいです。 ありがとうございます。 シャンティー
今回の展示の特徴は、それぞれの「絵とおはなし」にポップアップが添えられ、ポップアップがのる箱の中には、手書きの特別なメッセージが認められていること。
35の「絵とおはなし」がポップアップ箱とともに、所狭しと並んでいる。
しかも座って鑑賞する高さにである。座れば、じっくりと魅入ってしまう。
さきほどのあいさつにあるように「一つ一つ箱の蓋を開けて中を覗いてみて下さいね。」とのことだが、それに気づかずに箱の蓋を開けずに帰ってしまった方も多いようで、
最初の作品は、あえて箱が開けられた状態になっていた。
皆さん、箱は蓋を開けて、その中を確認しましょ!
そうすれば、
さまざまなメッセージが隠されている。
BOXの他にも、さまざまな作品が・・・
私が特に気になった作品はこちらの2点。
ひとつは
あって無い 本当は誰もいない。そして、何もない。・・・
箱の蓋を開けると 「しきそくぜくう」 が迎えてくれた。毎朝、般若心経を書いているので強烈に響いてしまった。「・・・羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提娑婆訶般若心経」
もうひとつはこちら。時を超えて むかしむかしのむかし、
箱の中のメッセージにある「円」が印象的だった。
鑑賞後、シャンティーさんには、製作秘話やMac故障の苦労話など伺った。知らぬ間に1時間半が過ぎていた。
【参考】 シャンティーさんの作品展に関する記事の抜粋はこちら
- シャンティーさんのイラストレーション展(外宮参道ギャラリー金近サロン) 2017年05月20日
- 波切を訪れた目的はシャンティーさんのこのポストカード「願いの音」 2018年06月10日
- 【紹介】本:シャンティーの絵とおはなし ターコイズ 2021年02月25日
- 「2022 シャンティーの絵とおはなし展」@大王美術ギャラリー(志摩市大王町波切) 2022年08月15日
ぜひとも、現地で体感を!
(シャンティーさんの作品展はもちろん、鳥羽大庄屋かどや も見どころいっぱい)
【追記】 私にとっては、こんなところも大庄屋かどやの見どころ
鳥羽大庄屋かどやを出ると赤崎神社で授与される御神杉が目に付いた。なんともきれいな状態を保っている。そろそろ交換の時期をむかえるのに。(我が家の御神杉は風雨にさらされ・・・)
【参考】
- 赤崎神社で授与された御神杉の掛け替え 2022 2022年06月23日