2024年06月23日(日) 【キタヰの妻】との飛鳥ぶらり (近鉄、徒歩)
私は何度か飛鳥を訪れたことがあるが、【キタヰの妻】は未体験だった。
本日、伊勢市を6時16分に出る近鉄山田線急行に乗車すると伊勢中川駅、名張駅、大和八木駅、橿原神宮前駅で乗り換えて
8時34分には飛鳥駅に到着した。(橿原神宮前駅で30分ほどの待ち時間があったので、ドトールコーヒーで朝食を済ませた。)
【飛鳥駅】
駅前にある飛鳥びとの館(飛鳥総合案内所)で「ミステリーロマンASUKA 飛鳥王国パスポート(100円)」を二人分購入した。このパスポートではモデルコースやポイントが案内され、入館割引券、明日香村観光マップが付いている。
パスポートを片手に飛鳥駅を出発すると、本日は次のルートで巡ると橿原神宮前駅に宿泊した。
飛鳥駅 -> 高松塚壁画館 -> 高松塚古墳 -> 天武・持統天皇陵 -> 亀石 -> 川原寺跡(弘福寺) -> 橘寺 -> 石舞台古墳 -> 岡寺 -> 飛鳥宮跡 -> 万葉文化館 -> 飛鳥寺 -> 飛鳥坐神社 -> 甘樫丘付近(登らず) -> 橿原神宮前駅
今回は次のマップを参考に、1日分にまとめた。
【参考マップ】
私はかつての記録を思い出しながら・・・
【参考】
- 『近鉄週末フリーパス』利用のまとめ(2013) 2013年05月11日
飛鳥駅から高松塚古墳へ向かうと
近道するため、こちらで県道209号(野口平田線)を離れると桧前川沿いに進んだ。
右手に架かる橋を通り過ごして先へ進んだが、どうも目的地から離れている。
橋のところまで戻ると橋を背にしてこちらの道へ進んだ。道なりに進むと
ほどなく、高松塚壁画館にたどり着いた。(迷わなければ、予想通りの近道だ)
【高松塚壁画館】
パスポートから割引券を切り取ると入館。
続いては、高松塚古墳を左に巻いて・・・
【高松塚古墳】
高松塚古墳を後にすると県道209号へ戻った。坂道を登って下ると
左手に天武・持統天皇陵がある。
【天武・持統天皇陵の遠望】
私たちはこちらで遥拝すると、先を急いだ。
亀石交差点の手前、地下道の出口を左に見ながら道なりに進むと
【キタヰの妻】は亀石を通り過ぎた。
【亀石】
亀石は目立たない存在のようだ。
ここからは橘寺まではこんな道を楽しむ。
左手には天王社。
右手には聖徳皇太子誕生所の石標。こちらからでも橘寺へ行けそうだ。しかし、川原寺跡を経由するため、直進した。
川原寺跡は左、
【川原寺跡(弘福寺)】
橘寺は右。
【橘寺】
こちらの参道(上りの坂道)を進むと
左方向に山では中腹に三重塔が望めた。(この時はどこの塔だろう???状態)
本堂にてお参りを終えると二面石など著名な場所を確認してから
受付で案内の方に紹介された往生院の格天井に描かれた華の天井画を畳に寝転がって拝観した。
仏前で失礼かとはおもったが、受付の方が「ぜひ寝転がって・・・」と勧めてくれたのでお言葉に甘えて堪能した。
また、先ほど入った西門ではなく、東門が表門であるとのこと。こちらから橘寺を後にすると
飛鳥周遊歩道の木標脇にある案内に従い、石舞台古墳を目指した。
この先は農道を進む。途中に案内板があり道を誤ることはない。
後半でこのように苔むした場所を過ぎると
玉藻橋が現れる。この橋を渡って真っ直ぐに進むと
こちらの案内板があり、ほどなく石舞台古墳である。
案内に従い坂道を上るとこちらへ。
【石舞台古墳】
ここでも割引券を使って入場した。
【キタヰの妻】が最も訪れたいと言っていたのが石舞台だったので、まずは重要な目的をクリア。
石舞台古墳を後にするとこちらの坂道をさらに上へ。
棚田はこれから田植えのようだ。
坂道の途中にこの案内板があったが、見落とすところだった。左から軽トラックが現れたので、目に入った。(あぶない、あぶない)
【キタヰの妻】は逆さ亀石を見つけた。
徐々に高度を稼ぎ、山越えであることがよくわかる。
こちらで振り返ると、竹林のなかへ突き進んだ。
滑りやすい足元に注意しながら・・・
ついに遊歩道の頂上だろう。こちらの道標にたどり着いた。この先の歩道は倒木などかなり荒れていたので、車道をくだった。
下った道には遊歩道が合流し
岡寺付近にたどり着いた。
合流した坂道を右方向に登った。急な上りの車道は滑りそうだったので、駐車場の隅に設置されている階段を進んだ。
【岡寺】
私は以前訪れた時はこちらで後にしたことを思い出し、今回は割引券を使って入山。
岡寺は花のお寺である。
先日、TV番組で知った龍蓋池を確認すると
境内を巡った。お稲荷さん、
奥の院 石窟 弥勒菩薩にも。
さらに、上へと進むと所々に水道の蛇口を見かけた。(何のため?)
歴代墓所付近では、モノレールも見かけた。
歴代墓所付近から三重宝塔へ下ると、途中で本堂ほかが望める。
この三重宝塔、見覚えがある。
それは、橘寺付近から見上げたものだった。あの場所からここまで登ってきたのだった。
岡寺を後にすると
急な坂道をゆっくりと下った。
途中で・・・
この鳥居付近で、昼食休憩をとった。
ここからまずは飛鳥郵便局へ向かい
この案内板に従うと飛鳥宮跡(旧伝飛鳥板蓋宮跡)へ向かった。
左方向には飛鳥宮跡が広がり
【飛鳥宮跡】
道の先にはこの説明板がある。
飛鳥宮跡を後にするとこちらを左方向へ。
ほどなくかめバス 万葉文化館西口 バス停が現れる。
この付近では酒船石なども見られるが、今日は万葉文化館を選択した。
【万葉文化館】
見慣れない姿の「せんとくん」に迎えられると
万葉文化館の無料展示を楽しんだ。
万葉文化館前に「←飛鳥寺」の案内があったのそれに従った。
明日香の風景を楽しみながら下っていくと
その先は飛鳥池工房の一部復元地となっている。
その後は、歩きではないと進めないルートで、飛鳥大仏まで。(歩きのメリットを享受)
【飛鳥寺】
こちらでも割引券を使用し入山。
飛鳥大仏は撮影OKである。
昨日は雨だったためだろう。こちらの経路は停止されていた。掲示に気づかずに進んでしまった。Uターン。
飛鳥大仏からこちらの門を出るとその先には
蘇我入鹿の首塚がある。
飛鳥寺へは戻らずに飛鳥坐神社へ向かった。
【飛鳥坐神社】
なぜか【キタヰの妻】は「イマスにも行きたい」と言っていたのだが
その理由はこの力石にあった。どうやらアイドルがこの石について紹介していたので、気に止めていたようだ。
こちらでお参りを終えると、今回の飛鳥めぐりは終盤を迎え
あとは橿原神宮前駅を目指すのみ。
【甘樫丘付近】
こちらの交差点を右方向へ、甘樫丘を左へ巻いた。
甘樫橋で飛鳥川を渡ると「太神宮」の常夜灯を見かけた。
飛鳥川に沿ってしばらく進むと
こちらの案内があるので、先に見える「橿原神宮前駅←」の案内に従った。
右手に1本の立木を確認すると
明日香村を出て橿原市へ入った。
その後は、道なりに進むだけ。
左手に劍池が現れれば、橿原神宮前駅まで10分もかからない。
【橿原神宮前駅】
予定では18時チェックインだったが、思ったより順調に到着しチェックイン開始の15時に到着してしまった。
このホテルは立地もよく、15時から大浴場で入浴、ラウンジでの飲み放題(アルコールも)などサービスが充実している。早朝からの疲れを癒やして明日に供えた。