2023年08月26日(土) 天啓公園から長谷の車田までのぶらり(多気町) (車、徒歩)
多気町長谷には円形をした車田がある。
こちらには何度が訪れたことがあった。
【参考】
- 長谷の車田御田植祭(多気町長谷) 2012年05月13日
- 収穫祭が中止になった「長谷の車田」 2012年09月08日
- 長谷の車田 御田植祭(多気町長谷)2014 動画あり 2014年05月11日
その後、2017年、丹生大師の回廊が倒壊した台風21号により長谷の谷には土石流が発生し、車田は完全に押し流されてしまった。
【参考】
- 残念ながら台風21号により倒壊した回廊、丹生大師(丹生山神宮寺)(多気郡多気町丹生) 2017年10月28日
その後、地元の方々により車田も復興されたそうだが、新型コロナの流行もあり訪れることができずにいた。
【参考】
- 街道歩き、和歌山別街道(多気郡多気町丹生〜同 野中)ほか 2019年10月20日
- もち米、今年も出来良し 多気町長谷の車田で収穫 | 夕刊三重電子版 2022年09月02日
今年も車田に稲が実っていると情報を得たので、ぜひとも訪れたい。週末はなるべく歩くようにしているので、本日も【キタヰの妻】とともに、天啓公園から長谷の車田をめざした。
天啓公園を後にするとこちらを道なりに進めば、長谷にたどり着く。
金剛座寺付近までは上り坂が続く。車で走っていると気にはならないが、歩きだと長いだらだらだ。
以前に訪れた金剛座寺を思い出しながら、こちらを通り過ぎた。
【参考】
- 金剛座寺 2012年05月13日
- 金剛座寺と穴師神社跡およびその周辺 2012年09月08日
ピークを越えたと思ったらさらに少しだけ上り坂。
振り返ってのパチリ。「神坂」の地名は魅力的だ。
さらに・・・
この後は
長〜い直線路が続いている。
左手には、国道42号沿いの阿弥陀寺を遠望できた。
さらに進むと
振り返ってのパチリ。
歩き始めてから40分ほど
長谷集落への分岐にたどり着いた。こちらは右へ。
ここも道なりに進むと
「観音の里」の看板が掲げられている。
城山の近長谷寺では地元の方々により十一面観音が守られている。
【参考】
- 近長谷寺への寄り道 2012年09月08日
そして、この坂道の上方には
車田がある。まずは、車田を確認すると、さらに上方へ進んだ。
右手には巨大な砂防ダムが建設されていた。これで土石流でも安心だろう。
ここで折り返して坂道を下ると、車田では地元の方々が稲の状況を確認していた。
「すでに稲刈りできる状態だが、乾燥施設が空かないと・・・」とのこと。
さらに、車田の上にある墓所について尋ねると、「地元の人が高齢化しているので墓所を車田の上へ改葬する準備を終えると1週間後に土石流が発生した。」とのことだった。今は新しい墓所が再整備され、無事に改葬を終えたようだ。
こちらは山神さまからのパチリ。
本日の目的地は車田。帰路は旧道を歩こうと思っていたが、暑くてへばりそうになったので、来た道を戻ることにした。
右手には風車まで遠望できる。
旧道を歩いていれば通りかかったはずである神坂の集落を遠望しながら・・・
金剛座寺付近まで戻ると視線の先には小さい海が見えた。
ここからは下り坂。
ほどなく天啓公園まで戻った。暑かったが2時間ほどの楽しいぶらり。
次回はじっくりと、近長谷寺、さらには神坂を訪れ普賢寺、最後に金剛座寺を巡拝してみたい。