2024年08月11日(日) 丹生から長谷まで和歌山別街道プチぶらり (車、徒歩)
今月末は【キタヰの妻】との京都ぶらり#4で、鞍馬山を越えて貴船を予定している。
当日は鞍馬山鋼索鉄道を利用するが、【キタヰの妻】は山を越えた経験がないのでプチトレーニングを実施した。その目的地は長谷の近長谷寺。丹生から長谷まで和歌山別街道を歩き、近長谷寺へは行きに林道を歩き、帰りに観音道を下った。ともに舗装されてはいるが坂道の傾斜を体感できたはずだ。観音道を下ると稲が実った車田を確認してから丹生まで戻った。本日は車移動だったので、頑張ったご褒美はふれあいの館にてほうじ茶のかき氷!
丹生神社の参道鳥居の隣、太子堂の脇にも<和歌山別街道]の案内板が立っている。これに従うと
六地蔵石幢、常夜燈の脇にも。
和歌山別街道をさらに進むと左側には縁切り地蔵、一石五輪塔がある。
見慣れない文字「泥吐弁」を足元に見ながら
文字が読めなくなった近畿自然歩道の道標を左に見る。
伊勢自動車道へ向かい途中、振り返ってのパチリ。
こちらは立梅用水。ここで帽子を落としたことを思い出した。
その時の記録はこちら。
【参考】
- 立梅用水、丹生大師付近から岩谷池まで(多気郡多気町丹生) 2017年04月22日
なお、立梅用水の全線についてはこちら。
【参考】
立梅用水を歩いたことを思い出しながら、こちらをくぐると
和歌山別街道を歩いたことも思い出した。
【参考】
- 和歌山別街道ウォーク最終回(多気郡多気町朝柄〜松阪市飯南町粥見) 2020年08月29日
緩やかな坂道を進むと
[←近長谷寺]の案内板が現れる。
林道のような坂道、その先は切り通しになっている。その頂点付近が丹生と長谷の境界だろうか。
切り通しを抜けると視界が広がり、眼前には強大な砂防ダムが現れる。(ダムの詳細については後述の車田の記事にある)
砂防ダム前から近長谷寺の駐車場へと続く林道を進むと
南勢水道長谷調整池の上に役行者像がまつられている。
さらに先へ進むと、先ほどの砂防ダムの上部でもさらなる砂防ダムの工事が進められている。
さらに上ると左方向に視界が開ける。町並みが見下ろせる。
突き当りは近長谷寺の駐車場である。ここまで車で来たとしても
ここからはこの参道を歩かないと近長谷寺にはお参りできない。
コンクリート舗装されているものの傾斜が急な坂道を何度も折り返しながらたどり着くのがこの光景。ここまでくれば・・・
係の方が不在だったので本尊の特別拝観は叶わなかったが
こちらにてお参りを終えた。
しばし休憩の後、帰りはこちらの鳥居をくぐると
長谷観音道を下った。こちらが本来の参詣道だろう。
ここもコンクリート舗装されているが、傾斜が急なところが多い。
歴史の道はここから分岐しているが、今は崩れたり、通行不可の箇所が多いそうだ。
さらに長谷観音道を下ると、近長谷寺までの距離が示された案内板が各所に立っている。
途中で軽トラックのタイヤ跡を確認したが、お寺の関係車両なのだろう。一般車両は通行止め。
長谷観音道はこちらの道標にて和歌山別街道から分岐している。
こちらで和歌山別街道へ戻ると
車田の現状を確認した。
長谷の車田については、過去の記録がこちらに。
【参考】
- 天啓公園から長谷の車田までのぶらり(多気町) 2023年08月26日
ここからは本日のスタート地点であるふれあいの館へ戻るのみ。
黙々と来た道を戻ると
ふれあいの館では
ほうじ茶のかき氷が、熱くなった体を芯まで冷やしてくれた。