サイホン工法で宮川を横断する宮川用水

2024年10月19日(土) サイホン工法で宮川を横断する宮川用水 (徒歩)

近鉄山田線 踏切道小俣第五号から宮川右岸堤防道路を進むとこちらは、国土強靭化対策として進められる宮川管内堤防整備工事。

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

 

宮川管内堤防整備工事の看板(宮川右岸)

宮川管内堤防整備工事の看板(宮川右岸)

 

この工事現場では

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

 

バックホーのバケットに付けられた掴み装置が気になったが

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

宮川管内堤防整備工事の現場(宮川右岸)

 

こちらも気になった。

宮川右岸制水弁工

宮川右岸制水弁工

 

それは「宮川右岸制水弁工」。

宮川右岸制水弁工

宮川右岸制水弁工

 

右岸の名がある通り、対岸には左岸もある。

宮川右岸制水弁工

宮川右岸制水弁工

 

その存在については、以前のぶらりにて確認済である。

【参考】

 

それは、あちらに見える小さく青い場所。

対岸にある宮川左岸制水弁工の遠望

対岸にある宮川左岸制水弁工の遠望

 

このように存在は把握していたものの、彼らの役割についてあまり深く考えていなかったので、調べたところ、農林水産省東海農政局 宮川用水土地改良区が提供するPDFファイルで、次のマップを見つけた。

「伊勢平野のさらなる飛躍のために 宮川用水」(農林水産省東海農政局 宮川用水土地改良区による資料)

「伊勢平野のさらなる飛躍のために 宮川用水」(農林水産省東海農政局 宮川用水土地改良区による資料)

 

「伊勢平野のさらなる飛躍のために 宮川用水」(農林水産省東海農政局 宮川用水土地改良区による資料) (PDF 2.3MByte) より【引用】

 

それによると、宮川用水がここで宮川を横断しているようだ。

宮川用水は勢田川を水管橋で横断しているが、ここにはその姿はない。

 

このルートは「宮川サイホン」と呼ばれ、用水が川の下を通っているとのこと。その仕組みについては次のサイトでわかりやすく紹介されている。

【参考】

 

なお、身近に確認できる場所としては、伊勢市通町で見かけたことがある。

次の写真ではわかりにくいが、現地で見ると五十鈴川用水は排水路の下へ潜っている。この時は上流から用水を追いかけていたので、この場所で「用水が消えた?」と思ってしまった。

排水路と交差する五十鈴川用水(伊勢市通町)

排水路と交差する五十鈴川用水(伊勢市通町)

 

【参考】 五十鈴川用水をたどる、JR参宮線内宮踏切付近から一色町の終端まで 2024年05月26日

 

また、「宮川サイホン」の施工に関するサイトも見つけたので紹介しておこう。

 

【参考】

 

最後に、宮川用水については2013年に粟生の頭首工を訪れてから気になる存在であり、ことある毎に記事にも残している。

【参考】

 

用水は重要な施設だ。

 

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