萱の置き方で面取りに見える不思議な御塩焼所の屋根

2025年05月24日(土) 萱の置き方で面取りに見える不思議な御塩焼所の屋根 (車、徒歩)

本日、御塩焼所を訪れた目的はこちらだったが

出入口の扉が補強された状態の御塩焼所(御塩殿神社)

出入口の扉が補強された状態の御塩焼所(御塩殿神社)

 

早朝から清掃されていた里田さんによると

御樋代木奉曳で忙しいようなので、工事はその後でしょう。

とのことだった。

 

扉に変化はなかったが、新しくなった御塩焼所の屋根を眺めていたところ

萱葺き屋根が新しい御塩焼所(御塩殿神社)

萱葺き屋根が新しい御塩焼所(御塩殿神社)

 

こちらの形状が気になった。妻側の断面下部が面取りされているように見える。

妻側の断面下部が面取りに見える御塩焼所の屋根

妻側の断面下部が面取りに見える御塩焼所の屋根

 

不思議に思っていると、こちらも里田さんが教えてくださった。

萱の置き方で面取りに見える不思議な御塩焼所の屋根

萱の置き方で面取りに見える不思議な御塩焼所の屋根

 

この写真でもわかるように、(赤い線の)下と上とでは萱を並べる方向が異なっている。

下の断面は円形で、上は楕円形に近い。

実際には平面でも、このような違いで各領域の接触部分が折れ曲がって見えるとは・・・

錯覚なのだだろうか? 実に不思議だ。

 

 

【御塩焼所の屋根修繕工事】

 

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