2025年06月12日(木) 御樋代木奉曳式の名残を感じて(内宮) (車、徒歩)
6月9日、御樋代木奉曳式を拝観したが、御樋代木が五丈殿に安置される前に帰途についてしまった。今日も御樋代木は五丈殿に安置されていると聞いたので、御樋代木奉曳式の名残を感じながらの早朝参拝となった。
宇治橋前の祭典看板は[月次祭]のみとなっていた。
宇治橋からは奉曳を望めなかったので、その様子を想像しながら渡った。
また、火除橋では養生のために張られていた板が取り外され平時に戻っていた。
風日祈宮橋へ向かうと
その脇には、御樋代木を引き上げるためのスロープを解体した仮設材が積まれていた。
風日祈宮へ向かうと一部だけが残された仮設スロープを望めた。
風日祈宮にてお参りを終えて橋を渡り返すと、こちらの常夜燈が気になる。
御樋代木奉曳式の日に気づいたこのわら縄。
今になってその理由がわかった気がする。
奉曳の勢いで頭を傷つけないための予防措置だったのだろう。
足下には、カンナくずが落ちていた。これは采(ざい)の一部か、純粋に仮設材を削ったものか?
内宮を後にする際、目にした幟旗は、月次祭の頃には姿を消すのだろうか?