2025年07月21日(祝、月) 石橋の潜水橋(沈下橋)から周辺のぶらり(津市一志町) (車、徒歩)
今日は石橋の潜水橋(沈下橋)を訪れたので、その周辺をぶらりと巡った。
津市のぐるっとマップ(ウォーキングマップ)に、一志の自然満喫コース(約5.0km)のマップが掲載されていたので、参考にした。
【参考】
- ぐるっとマップ(ウォーキングマップ) | 津市
- 一志の自然満喫コース(約5.0km)(PDF/986KB)
それによると「とことめの里一志」がスタート兼ゴールとなっていたので、こちらに駐車して歩いた。実際には、潜水橋(沈下橋)まではこのルートを参考にしつつ、橋を渡ってからは、大回りの寄り道を楽しんだ。
とことめの里一志を出発すると
一志中学校の前の坂道を上り
高野団地バス停を過ぎると
右方向に体育館がある交差点を左折し、その後は道なりに進んだ。
その先には高野浄水場があるので、その脇を進む。
住宅街から光景は一変し、こんな下りの坂道が続く。
ヘアピンもあり、下りがいがある道だ。
途中で、かなり太い導水管をここにも見かけた。
坂道を下り切るとその先には近鉄大阪線。
左方向には別の導水管があり、
こちらへ続いている。
こちらで近鉄大阪線の下をくぐると、その先を左方向へ・・・
「雲出川」の川名が大きく掲げられ、その先には
待望の潜水橋(沈下橋)が! (沈下橋については、別の記事で紹介するので)
橋を渡ると、こちらの気に注目。その根元には
こちらの説明板が立っていた。「石橋のエノキ」
先に紹介したマップでは、軽便道を歩くようになっているが、集落のなかを歩きたかったので、橋を背にするように進んだ。
最近は【キタヰの妻】の方が電柱の生年に興味を持っているので、このような行動をよく目にする。
この電柱は[其倉支5]。 この道を道なりに進むと
この場所には
太一と刻された常夜灯がある。GoogleMapでは石橋のおかげ燈籠と記されていたので、その名も添えておく。
他の面には「五穀成就」と「村内安全」。ただし、この竿石は笠石や基壇と素材感が異なる。左側に置かれているものが元の竿石だろうか?
常夜灯も気になるが、こちらの巨大なヒマワリも大いに気になった。
集落の中へ進むと、こちらの米つき場前に掲げられた地図で、神社を見つけた。それは坂本神社。
地図に導かれて、その方へ進むと来福寺だった。
その玄関付近には、こちらの掲示があった。「棚経」とはなんだろう?(ネットによると、お盆の時期に僧侶が檀家を回り、各家庭の仏壇や精霊棚の前で読経する法要)
来福寺の境内を進むと、その先に鳥居が見えた。
階段を進むと、鳥居には「山王」の扁額。
こちらが坂本神社。
坂本神社を後にし、米つき場まで戻ると、さらにその先へ進んだ。
十字路の角には、しめ縄が掛けられた石が2基。こちらも山神?
家並みを通り抜けると伊勢石橋駅 バス停にたどり着き、左方向が駅である。右へ進めば
踏切道大三第三号。踏切を渡ると
道路の端に、このような境界標が打たれていた。道路の途中まで近鉄の敷地なのか。(これは【キタヰの妻】が見つけた。)
伊勢石橋駅には寄らずに・・・
振り返ると、特急ひのとりが走り過ぎて行った。
踏切を背にして進むと
道路の一部、数mだけが極端に狭くなっていた。
このような水路が多く、用水が豊富だ。
道なりに進んだところ
片山集会所付近で小祠を見かけた。近くで清掃されている方に尋ねたが御祭神は不明。
ぶらりを楽しみながら
片山橋付近にたどり着いた。
この橋では、朝の7時〜8時は車両通行禁止となっている。
ここでは橋を渡らずに
雲出川の左岸をしばし歩いた。
すると、こちらの社号標を見かけたので、吸い込まれるように・・・
ここが、大井神社だった。鳥居をくぐると
趣のある石段が続き
この先には
手水舎、
さらに、開けた空間に立派な社殿が建っている。
お参りを終えると、さきほどの石段を下ってのパチリ。
近くの田んぼでは、農薬の散布だろうか。
河岸までは戻らずに、手前の道を右方向へ進むと津市コミュニティバスのバス停があった。
大井神社の左方向に浄泉寺があったので、右後方をとりあえず遠望のみ。
しばし歩いて左折するとこちらへ。
近くには大仰橋が架かっている。
橋の手前左方向に成福寺があるが、こちらには以前に訪れたことがあるので今回はスルーした。
【参考】
- 近鉄 お伊勢参り 第七回 その2/2 亀ヶ広から近鉄 川合高岡駅へ 2011年10月08日
橋を渡ると、以前にも気になった橋脚の跡らしきものは今も残っていた。
橋を渡り切ると駐在さんだろうか? パトカーで橋の上をゆっくりと・・・、川の状況を確認しながら走っている様子だった。
横断歩道を渡ると
旧初瀬街道を進んだ。
NTT電柱番号板を確認しつつ
大井小学校は「旧」であることも確認した。
小学校の脇にはこちらの関跡が残されている。
余力があったので、少し遠回りをすることに。
丘を越えるとJR名松線井関駅にたどり着くので、坂道を進んだ。
途中で旧大井小学校を望むと、校庭で遊び回るこどもたちの様子が思い描ける。
丘の頂点を越えるとしばしの下り、下り切る手前の右側にこのような案内を見つけたが、ここへ進む気力が無かった。
JR名松線 井関構内踏切まで進むと
この手前で、左へ折れた。
井関駅を右手に見ながら進み、しばらくすると
左手には
大きくて平は岩が置かれている。
まさに、「大平岩」だった。
大平岩を過ぎると、道なりにカクカク・・
県道43号一志美杉線と合流した。ここを左方向へ進むと
波瀬川に架かる山本橋の辺りにある山本橋バス停の先で
井関の住吉神社を見つけた。
長屋門の参道を進むと
その先に石段がある。
鳥居の手前、右側に「住吉神社」の社号標が立っていた。
お参りを終えると後は、戻るだけ。
一志町井関の雰囲気を楽しみながら・・・
平岩バス停を過ぎると
波瀬川が望めるようになり、
ほどなく、こちらの交差点にたどり着いた。ここを直進し
井関バス停の先で、左折すれば
とことめの里一志にたどり着く。
約3時間ほどのぶらりであったが、ほとんど訪れたことが無い場所だったので、とても新鮮で気づきが多かった。