「道との遭遇」で暗渠ハンターの髙山さんが紹介した暗渠(もうひとつの豊川)の確認ぶらり

2025年10月13日(祝・月) 「道との遭遇」で暗渠ハンターの髙山さんが紹介した暗渠(もうひとつの豊川)の確認ぶらり (徒歩)

CBCテレビで放映されている歩道・車道バラエティ「道との遭遇」はお気に入りのTV番組で、毎週録画して視聴している。

今回は、暗渠ハンターである髙山英男さんが「伊勢神宮にまつわる暗渠道」として、豊川と清川にを紹介していた。

【引用】 CBCテレビ 道との遭遇【三重】伊勢神宮にまつわる暗渠道(2025年10月7日放送)より

【引用】 CBCテレビ 道との遭遇【三重】伊勢神宮にまつわる暗渠道(2025年10月7日放送)より

 

豊川や清川については細切れではあるもののほぼ歩いていた(ただし、清川については通して歩いていないので、次回に歩いてみよう)が、こちら。世木神社の脇にある暗渠については気づいてもいなかった。

【引用】 CBCテレビ 道との遭遇【三重】伊勢神宮にまつわる暗渠道(2025年10月7日放送)より

【引用】 CBCテレビ 道との遭遇【三重】伊勢神宮にまつわる暗渠道(2025年10月7日放送)より

 

そういえば、「伊勢パールピアホテル付近で清川と豊川が合流している」と聞いたことがあったが、その後は放置状態になっていたのだった。

【参考】

 

世木神社脇の暗渠とこの合流点は明らかにつながるだろう。

 

本日、確認することにした。その先は・・・

八間道路をJR参宮線 吹上町踏切方向へ進み、伊勢パールピアホテルを過ぎると

伊勢パールピアホテル付近

伊勢パールピアホテル付近

 

右へ曲がる。左側を近鉄が走っているが、その下。

豊川と清川の合流点付近(伊勢市吹上)

豊川と清川の合流点付近(伊勢市吹上)

 

ここが豊川(左、近鉄の線路の下から流れてくる)と清川(右、伊勢市駅方向から流れてくる)の合流点である。

豊川と清川の合流点(伊勢市吹上)

豊川と清川の合流点(伊勢市吹上)

 

私たちも近鉄の高架をくぐり、伊勢シティホテルの先を右へ入った。

電柱番号板[下の切支3 左3]付近

電柱番号板[下の切支3 左3]付近

 

ここは電柱番号板[下の切支3 左3]付近。この下を豊川が流れているのだろう。

電柱番号板[下の切支3 左3]

電柱番号板[下の切支3 左3]

 

善光寺専用駐車場の右側を確認すると、草が生い茂り、さらに右側にある

善光寺専用駐車場脇

善光寺専用駐車場脇

 

フェンスの先には暗渠のコンクリート蓋を確認できた。流れは途中で折れていることもわかる。

善光寺専用駐車場脇

善光寺専用駐車場脇

 

暗渠はJR参宮線の線路をくぐっているので、私たちは吹上町踏切で線路を越えた。

JR参宮線 吹上町踏切

JR参宮線 吹上町踏切

 

踏切を過ぎて右方向へ進むと、大阪屋食堂の脇へと

大阪屋食堂付近(伊勢市吹上)

大阪屋食堂付近(伊勢市吹上)

 

水路(豊川)が続いていた。ここへは進入できないので、先を追えない。

大阪屋食堂付近(伊勢市吹上)

大阪屋食堂付近(伊勢市吹上)

 

回り込むため、桑名三重信用金庫の先を右へ進むと

桑名三重信用金庫 伊勢支店鳥羽支店

桑名三重信用金庫 伊勢支店鳥羽支店

 

フェンスの右方向からさきほどの流れが続いている。

桑名三重信用金庫 伊勢支店鳥羽支店と線路の間

桑名三重信用金庫 伊勢支店鳥羽支店と線路の間

 

左はこの状態。それにしても、川幅が大きく異なる。(別経路でも流れているのかもしれない?)

伊勢市吹上

伊勢市吹上

 

そして、こちらが伊勢市駅前の世木神社付近。

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

 

髙山さんが見つけた暗渠の蓋である。

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

 

近くの大きなコンクリート蓋には、こんな数字があった。1956年9月の意味?

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

 

世木神社の前を過ぎると

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

暗渠となっている豊川(世木神社付近)

 

伊勢マーケット脇の細い路地へと進む。この路地の両端には

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

 

暗渠サインでもある車止めが設置されている。

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

 

路地を抜けるとその先は大きな駐車場となっている。そこで暗渠の痕跡を見つけることはできない。

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

暗渠となっている豊川(伊勢マーケット付近)

 

かつて、御塩道を歩いている時に「せせらぎ橋」を見つけようとして暗橋(その頃は、この用語に馴染みがかなったが)を見かけたことがあった。

 

【参考】

 

その橋につながる経路を見つけようと思い、外宮参道の付近から

外宮参道

外宮参道

 

別の暗橋を見つけた。ルート的にはさきほどの駐車場を横切るものだ。

豊川の暗橋(伊勢市本町と吹上の境界)

豊川の暗橋(伊勢市本町と吹上の境界)

 

この先は明らかに暗渠である。

暗渠となった豊川(伊勢市本町と吹上の境界)

暗渠となった豊川(伊勢市本町と吹上の境界)

 

こちらをさらに進むと

暗渠となった豊川(伊勢市本町と吹上の境界)

暗渠となった豊川(伊勢市本町と吹上の境界)

 

私が「せせらぎ橋」と思っている橋にたどり着く。ここも豊川であったとは、想像もしていなかった。

せせらぎ橋(?)

せせらぎ橋(?)

 

こちらの家の下をくぐり抜けた

御塩道(伊勢市吹上と岩渕の境界付近)

御塩道(伊勢市吹上と岩渕の境界付近)

 

豊川は

暗渠となった豊川(伊勢市本町と岩渕の境界)

暗渠となった豊川(伊勢市本町と岩渕の境界)

 

ここからさらに御塩道の下で暗渠となっている。

暗渠となった豊川(伊勢市本町と岩渕の境界)

暗渠となった豊川(伊勢市本町と岩渕の境界)

 

さらに、こちらの路地と外宮参道の間を流れているようだ。(TVで紹介されていたお宅は途中で見かけた)

御塩道を離れ、久保倉右近邸跡の石柱へ続く道

御塩道を離れ、久保倉右近邸跡の石柱へ続く道

 

路地を通り抜けるとこの石柱。

久保倉右近邸跡の石柱

久保倉右近邸跡の石柱

 

外宮参道方向へ進むと

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)付近

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)付近

 

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)の間に流れている。

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)の間

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)の間

 

豊川は、本町と吹上の境界さらに本町と岩渕の境界を流れている部分が多い。

 

視線の先には石橋が架かっているが、今は使われていないようだ。

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)の間

いそべや食堂(伊勢市本町)と豚捨外宮前店(伊勢市岩渕)の間

 

幅的には川と言うよりも側溝程度になっている。この流れは

つるや旅館(伊勢市本町)の北側

つるや旅館(伊勢市本町)の北側

 

つるや旅館の北側から続いている。

つるや旅館(伊勢市本町)の北側

つるや旅館(伊勢市本町)の北側

 

つるや旅館の北側には集水桝があり、両側からの水を集めている。この先、旅館の下にもつながっているのか? それは不明だ。

つるや旅館の北側にある集水桝(伊勢市本町)

つるや旅館の北側にある集水桝(伊勢市本町)

 

なお、この先は「度会河内明細圖の抜粋」によると、茜社の参道脇から勾玉池を出て小田橋の下流側で勢田川へ落ちる流れから、今の法務局付近で分岐しているはず。

度会河内明細圖より抜粋

度会河内明細圖より抜粋

 

現地ではこの先は追えなかった。

しかし、帰宅後にネットで調べると丸六大夫(まるろくだゆう)さんが「ブラお伊勢」でその詳細を紹介されていた。

【参考】

 


 

今回のぶらりで、出発点として設定したのは豊川と清川の「合流地点」であるが、古地図では世木神社(世木社)付近にあった。これは流れが付け替えられている証だ。

今まで市内の流れを何度も追いかけているが、今後は古地図を参考にかつての流れとの相違を考えながら改めて追いかけてみよう。

 

 

【豊川に関する記事】

 

【清川に関する記事】

 

【小柳川に関する記事】

 

【勢田川に関する記事】

 

【河崎の環濠跡に関する記事】

 

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