2024年01月01日(祝・月) このまま忘れ去られる? 古殿地の中心に置かれていた石、河原神社(豊受大神宮 摂社) (徒歩)
初詣の神社めぐりで河原神社に立ち寄ったところ、社頭に杉の小枝が散乱していたので、それらだけでもと取り除いて社域の端へ移動させた。
その際にあることを思い出してしまった。それは、かつてこちらの古殿地に置かれていた石のことだった。
その石については、以前に何度か紹介した。
【参考】
- 変わりないご近所の河原神社(豊受大神宮 摂社)、毛理神社(同末社)を同座 2016年06月18日
- あの石は戻ってこないの?、河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年08月18日
その石が移動された場所を確認したが、見当たらない?
さらに、歩を進めると落ち葉に埋まっていたのだった。
少しだけ、頭をのぞかせていた。
落ち葉が枯れれば、再びその姿を現してくれるのであろうが、このまま忘れ去られるのではないか?
不安を感じたので、再び記事にした。
同じくお伊勢さん125社である佐美長神社では、今も古殿地に中央に石が残されている。
【参考】
- 古殿地の石は?、佐美長神社(伊雜宮 所管社) 2016年06月25日
今回(第62回神宮式年遷宮に伴う)実施された摂社・末社の御遷座では、一部の神社に設置されていた賽銭箱が撤去され、その代わりに折敷などが使用される変化があった。それと同様に古殿地の石も撤去されてしまったのだろうか。(佐美長神社は所管社なので例外として・・・)
その真相は不明だが、古殿地の中央に置かれていた石がその存在を忘れられてしまうのは悲しいものだ。密かに移動してしまおうか?そんなことも考えてしまう。
知らぬ間に戻っていることを期待し、この記事を終える。