2024年12月12日(木) 【キタヰの妻】との京都ぶらり(鞍馬寺、貴船神社ほか) (電車、徒歩)
10月に計画していた鞍馬・貴船ぶらりであったが、台風の影響で中止となった。
今回、旅程を一日延長し2泊3日の京都ぶらりとなった。その初日は待望の鞍馬・貴船。
伊勢市駅を5時4分に出発する電車に乗ると急行や快速急行を乗り継ぎ
近鉄丹波橋にて朝食と小休止、丹波橋で京阪本線の特急に乗車すると出町柳へ。
出町柳で叡山電車に乗り換えた。
偶然にも観光電車 きららに遭遇、乗車。窓に向かったシートで車窓を楽しみながら過ごすと
10時過ぎには鞍馬駅へ到着した。
初の鞍馬寺。昨夜か早朝の雨だろう、参道は濡れていた。
仁王門の扁額を眺めていると
小雨が、いや、みぞれが降り始めた。
本殿金堂まで長い参道が続く。
鞍馬寺には、日本で唯一お寺が運営するケーブルカー「鞍馬山鋼索鉄道」があるので、今回はこちらを利用した。
お寺だけに乗車券ではなく、御寄進票である。
しかも、ケーブルカーの名称は「牛若號」。「Ⅳ」となっているから4代めなのか?
距離は191mとのこと、ほどなく山上駅へ到着した。(1台のケーブルカーが登り降りしているので、ケーブルの先には重りが吊るされている。その重りが降りてくるのを見かけたが、瞬時に過ぎていった。写真には撮れず。)
ケーブルを降りると多宝塔から
新参道が水平に続き
こちらで、仁王門からの参道と合流する。
次回(あるなら)は左の参道を歩いてみよう。
その後はこのような石階が続く。
知らぬ間に、かなりの高度を稼いでいた。
参道を登り切るとその先は本殿金堂。お参りを終え
その前に広がる金剛床にて。
ここから、奥の院魔王殿へと奥の院道が続く。
背比べを終えると
木の根道へ入った。
大杉権現社を後にすると
奥の院道を下ると義経堂にたどり着いた。
ほどなく奥の院魔王殿。
ここから貴船までの下り道。西門までかなりの高度を下った。
西門に到着した頃には、山歩きに慣れていない【キタヰの妻】の膝や太ももは・・・
奥の院橋で貴船川を渡り右手方向へ進むと
貴船神社に到着した。
初、貴船だ。
参拝者の合間を選んでのパチリ。
なぜか、こんなところに寒暖計が吊るされていた。「5℃」
本宮にてお参りを終えると
奥宮方向へ進んだ。
貴船川を右手に見ながら
しばらく進むと結社。
気になる電柱。どちらがNTT? おそらく下だろう。
車道からは離れこちらの橋を渡ると大杉並木。
大杉並木の先が奥宮だ。
広々とした境内の先に
奥宮があり、その隣には権地がある。
奥宮本殿の下には神聖な龍穴があるためこの場所で修繕することはなく、仮殿遷座の後、隣りの権地に「附曳神事」で社殿を曳き移し、権地にて修繕を終えてから曵き戻して本殿遷座(正遷宮の儀)する
とのこと。その貴重な権地を実感できた。
また、権地の反対側には御船形石。
奥宮を後にすると大杉並木を戻り
相生の杉を見上げた。
その近くにはこちらの末社がまつられている。
ここからは貴船口駅を目指して、貴船川のほとりを歩いた。
途中で、このような場所を確認しながら・・・
この橋、橋名の札が小さ過ぎる。
ついに、叡山電車 貴船口駅に到着した。が、この先にも神社があるようなので、
線路の下をくぐると貴船神社一の鳥居が立ち、その脇には「貴舩神社」と刻まれた社号石があった。
その脇にまつられているのは梶取社。
貴船口駅へ戻ると電車の人となった。
出町柳駅に到着すると、ここから五条にあるホテルまで歩くことにした。
鴨川デルタでは
大文字山の火床をながめながら、遅めの昼食。
昼食を終えると出町商店街で
阿闍梨餅を買い求めた。
河原町通を下った。
知人が写真を出展しているギャラリーマロニエに立ち寄ると
写真展を鑑賞した。
その後、京王プレリアホテル京都烏丸五条にチェックインしたのち、夕食を調達に外へ出た。
久しぶりの京都だったので、大浴場での入浴、夕食後も外が気になった。
小腹も空いてきたので、外へ出ると
こちらで、ケーキセットを。
久しぶりの京都は楽しい。