2025年07月05日(土) 御塩焼所にて柱も扉もすべてが新しくなった門、御塩殿神社(皇大神宮 所管社) (車、徒歩)
一ヶ月以上のご無沙汰にて、御塩殿神社を訪れた。
【参考】
- 社叢が垂直にスッキリとした御塩殿神社(皇大神宮 所管社) 2025年05月24日
こちらの案内柱も立て替えられるのではないかと思っていたが、現状維持だった。
御塩殿神社にてお参りを終えると
御塩焼所へ向かった。
なんか瑞々しい雰囲気が・・・
修繕が必要となっていた御塩焼所を囲う垣の門だったが、
【参考】
- こちらの扉も修繕される?御塩焼所、御塩殿神社(皇大神宮 所管社) 2025年05月17日
近づくとすでに新しくなっていた。
柱も扉も。
折れ曲がっていた柱の根元はしっかりと固定されている。
この柱で気になるのは、その頭。皇大神宮なら平らであるが、山形。それは豊受大神宮のタイプだ。
堅塩は豊受大神宮へ護送されるが、こちらは皇大神宮の所管社。
柱の先を覗き込むと、こんな物が設置されていた。
これは、扉を開いた際に、扉を受ける台のようだ。しかも、扉が滑り込む部分は微妙な傾斜がつけられている。こんなところにも小工(こだくみ:神宮の宮大工)の技と心意気を感じた。この銅巻きも素晴らしい。
反対側も同じく。
しばらくすると境内で草刈りが始まり、
こちらの植栽を剪定するために、扉が開けられた。
そのおかげで、扉が閉まった時の受け台も目にできた。
開かれた扉の受け台は、柱の劣化を遅くするために役立つだろう。
しばし佇んだ後、特別の開けられた二見浦海岸側の出入口から御塩殿神社を後にした。