2025年10月26日(日) 海闊天青 – 文字画・書・かな篆刻 – 高潤生個展@鳥羽大庄屋かどや (車、徒歩)
高潤生さんから次の案内状が届いていたが、バタバタしていたら本日が最終日。何とか滑り込みだ。
高潤生個展
海闊天青 – 文字画・書・かな篆刻 –
会場: 鳥羽大庄屋かどや(国登録有形文化財)
会期: 2025.10.5(日)から10.26(日)
朝イチで鳥羽へ向かうと
直後の鳥羽大庄屋かどやを訪れた。
個展の会場は2階で、階段を上り終えるとまずはこちらの書が迎えてくれた。
会場へ進むと、入口には
次の あいさつ文 が掲示されていた。
海闊天青 芸術は人の世をのどかにする、と 漱石は『草枕』で言う。 今回展示する作品は、文字を素材と して描いた心の風景や、多様な 書体で書かれた煩悩を解脱する 先賢の詩文です。 見ていただく方々には、束の間でも 海天の風景のように広く、純粋な 境地に浸っていただければ幸い です。 髙潤生 2025 10 5
高さんのこの思いを受け、海天の風景のように広くて純粋な境地で作品に集中するように拝見した。(しかし、意識して、広くて純粋な境地になるなんてのは、なかなか難しい)
正座すると正対できる展示位置だったので、とにかくそれぞれの作品と対話するように正座して鑑賞した。
こちらは、10月5日に実施された高さんによる書道パフォーマンスで書き上げられた作品。
7m余りの伊勢和紙に
次の文字が書かれている。
特に気になった作品を書とかな篆刻 で次の2点。
また、鳥羽大庄屋かどやには中庭があり、雨に濡れた風景も美しい。
なお、高潤生さんの作品は、大豐和紙工業株式会社の伊勢和紙ギャラリーで何度か体感した。
その記録はこちら、
【参考】
- 高潤生 個展「養怡(ようい)- なごむ心を養う -」(伊勢和紙ギャラリー) 2015年06月13日
- 高潤生 個展「平安是福」印風画・かな篆刻・書(伊勢和紙ギャラリー) 2017年05月27日
- 高潤生 個展「聖地伊勢」印風文字画・かな篆刻・書(伊勢和紙ギャラリー) 2019年06月01日
- 高潤生 個展「ひまわり」印風画・書・かな篆刻@伊勢和紙ギャラリー 2022年06月05日
- 高 潤生 個展「人生美麗」/ 印風画・書・かな篆刻@伊勢和紙ギャラリー 2024年06月01日
- 再訪、高潤生 個展「人生美麗」/ 印風画・書・かな篆刻@伊勢和紙ギャラリー 2024年06月29日




















