2022年11月20日(日) 御造営として新築工事が進められている浦神社(鳥羽市浦村町) (車、徒歩)
海の博物館へ向う途中、浦神社の脇を通り過ぎたところ、その様子が一変していた。
海の博物館での観覧を終え、折り返すとこちらへ立ち寄った。
以前に訪れた時の様子がこちらだが
【参考】
- 浦神社(鳥羽市浦村町) 2015年05月03日
- 久しぶりに訪れた浦神社(鳥羽市浦村町) 2018年12月01日
かなり変化していた。参道は立入禁止となっていて
参道だった場所には
大正に建てられた鳥居が撤去され、その石材が脇に放置されていた。
鳥居があったと思われる参道には石が積まれ、これから建物が建てられるような雰囲気だ。
参道はこの場所(元の参道)を迂回し、社務所の前へ誘導されている。
工事用の白い塀には[浦神社御造営]と掲示されている。
その向かい側には、撤去された石灯籠が集められていた。
社務所前から参道へ進むと石製の鳥居が傾いているような・・・
注意しながら鳥居をくぐると急な石段を登った。
拝殿にてお参りを終えてから本殿の様子を確認すると特に変化は見られなかった。
お参りを終えてから石段を下る途中、さきほどの場所をパチリ、
パチリ。
やはり、ここに何かが建てられるようだ。
工事の際に掲示すべき労災保険関係成立票によると
注文者 浦神社建設委員会
事業の期間 令和4年2月1日〜令和6年4月30日
となっている。
また、御造営に関する情報を境内で探したが具体的なものは見つからなかった。
石材の納入伝票には
工事名 浦村神社新築工事
と記されている。
村の文字が余分なのは無視し、新築工事に注目すると次のことが想像できる。
かつての参道に新しい社殿が建てられる。これは拝殿なのか、本殿なのか?
- これが本殿なら山の中腹から山裾へと遷座され、石段上の殿舎は撤去される。
- しかし、拝殿なら山の中腹にある本殿も修繕か、造替されることになる。
事業期間が2年以上もあるので、2.の可能性もある。しかし、高齢化等の事情などを考慮すると1.の可能性も高い。現状では、いずれかを判断できる材料がない。いや、3.という私が想像できていないケースがあるのかも知れない。
これからは、ときどき訪れてみたい。