2023年04月01日(土) 2023年春企画展 new landscape photo exhibition vol.2@gallery0369(津市美里町三郷) (車、徒歩)
gallery0369(津市美里町三郷)では、本日から春の企画展「new landscape photo exhibition vol.2」が開始された。
その詳細は、ギャラリーのホームページで。
【参考】
いつものようにこちらの坂道を下ると、古民家Hibicoreの前には
[gallery0369]の案内がある。
開け放たれた入口の扉には
企画展のDMが貼られていた。
ギャラリーの内部はこんな感じ。
左の壁は「可塑の山」荻野良樹さん、中央が 「Plants」武田美穂さんで、右側が「Heart of the forest」山口聡一郎さんの作品である。
荻野さんと武田さんは、写真好学研究所の一期研究生で、ともに研究に勤しんだ仲間である。
お二人の活躍が喜ばしい。
【参考】
荻野さんの作品は、以前に紹介した「山神」の発展形だろう。最近は、積極的な聞き取り調査や祭りへの参加などフィールドワーク的な取り組みが興味深い。
【参考】
また、武田さんの作品は、研究生の時から一貫して自宅の近くに生える植物を撮影し続けている。暗闇に押し込められたような作品は、注視しないとその内容がわからないが、暗闇と思われる中に多くの気付きがある。不思議な作品である。
山口さんの作品は、まずは圧倒的な存在感に驚かされる。壁の全面に作品が展開され、私が持参したコンデジではおさまりきらなかった。また、展示方法が独特で、16分割されて普通紙に印刷された写真が大きなダンボールに貼られている。昔、複数のモニターを組み合わせて映像を流していた光景が目に浮かんだ。日常で目にする被写体が異常に大きく、しかも見慣れない色彩で圧倒され、自分が小さくなってしまった錯覚に陥った。タイトル「Heart of the forest」にある「Heart」は、観る人を「ドキドキ」させることも意味しているのだろうか。
最後に、展示で使用されていたピンの分身がとても気になってしまった。
明日と、8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)の午後から開催されるので、ぜひとも現地で、現物を!
どんな気付きがあるだろう?