やはりこちらが、外宮の猿面石(兜石)

2023年03月11日(土) やはりこちらが、外宮の猿面石(兜石) (車、徒歩)

以前、外宮にある珍石のひとつとして「猿面石」を探した記事を掲載した。

【参考】

 

「これかな?」と思う石はあったのだが決め手がなく、結局はわからず状態になっていた。

 

先日、大阪の知人が

思いつきの弾丸伊勢まいりを実施した際、外宮で「猿面石」に呼び留められた。 これは「猿面石」だろう。

とメッセージを送ってくれた。

 

この話にまつわる話は、知人のブログで紹介されている。

【参考】

 

 

あれから、6年も経っていたので、気にはしながらも忘れかけていた。

知人の言葉で、再び疑問が蘇り、ネット検索すると次のブログを見つけた。

これは、神宮の広報室 音羽課長が【神社新報】のコラムに「神宮だより~外宮北御門口の兜石について~」として寄稿している記事を、白旗神社が紹介しているものだった。

 

【参考】 次のブログを見つけた。

 

この記事には写真付きで猿面石が紹介されている。しかも本来の名称は「兜石」だと。

また、兜石は「宮川夜話草」および「神民須知」に紹介されているが、位置関係から判断すると「宮川夜話草」の記述が適切だろうとも。

 

その内容と写真から判断すると

外宮の猿面石(兜石)

外宮の猿面石(兜石)

 

こちらの石猿面石(兜石)である。

外宮の猿面石(兜石)

外宮の猿面石(兜石)

 

まさに、猿のようだ。

外宮の猿面石(兜石)

外宮の猿面石(兜石)

 

外宮の猿面石(兜石)

外宮の猿面石(兜石)

 

なお、「宮川夜話草」および「神民須知」の翻刻版が、国立国会図書館のデジタルコレクションに掲載されている。しかもインターネット公開(保護期間満了)状態なので、自由に転載できる。

該当ページをここに紹介しておこう。

兜石が記されたページ、加藤忠告が執筆した『宮川夜話草』

兜石が記されたページ、加藤忠告が執筆した『宮川夜話草』

 

兜石が記されたページ、久志本常彰が著した『神民須知』

兜石が記されたページ、久志本常彰が著した『神民須知』

 

Comments

  1. この石との出会いは本当に不思議でした。
    最近は内宮・外宮にはカメラを持って行かないのですが、この日は大津神社を撮るために持っていたのです。
    そして宮域を出る直前に、突然ピタッと足が止まったのです。
    「こら。いつまでワシを無視するんじゃ!」と、言われた感じ。
    同時に思い出したのがキタヰさんの6年前のブログ記事でした。
    そのブログがUPされたのが3月5日。私が猿面石と出会ったのも3月5日。
    私は正面から1枚撮っただけですが、こういう角度も「猿」っぽいですね。

    1. 田中克哉さん
      情報ありがとうございました。
      3月5日、これは必然に違いないですね。
      これからは「猿面記念日」となりました。
      では、また、

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